みなさん、こんにちは。
くげぬま海岸歯科クリニック勤務医の梶原です。
当院では、光学スキャナーを導入しました!
型取りをすると気持ち悪くてできない、という方に朗報です。
―光学スキャナーって何?
という疑問も多いと思いますので、ご説明いたします。
「型取り」ってしますよね。
あの柔らかい粘土みたいなものを口の中に入れて、固まるまで待つ、というあれです。
あの型取りが、粘土の材料を使わずにできる、という優れものです。
親指サイズのペンのような形をしたスキャナーを口の中にいれ、撮影をします。
お口の中を上下全体とかみ合わせを撮影して10分程度。
スキャナーの情報をコンピューター上で再現します。
コピー機のようなものでしょうか、口の中を連続でコピーして、その画像をコンピューターでつなげます。
ですので、型取りをすると吐きそうになる、という方が楽に型取りできるかもしれません。
ただ、現段階でのデメリットが一つ・・・
先ほど、親指サイズ、と書きました。そうです、先端のカメラがまだ大きいのです。
ここは更なる技術革新を待たなくてはいけないのですが、確実にこれまでよりは楽に型取りできると思います。
光学スキャナーでの型取りはこんな感じでモニター上で再現されます。
このお子さんも、従来の方法ではどうしても型取りできなかったのですが、光学スキャナーで精密なデーターを取得できました!