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2020年 10月 16日

審美歯科治療について②

前回は『治療の流れ』までご説明したので、

今回はお勧めのセラミックの種類をいくつか書いていきます。

前歯用

強度も見た目も重視という方

ジルコニアセラミック

ジルコニアという強度の高い材料にポーセレンという陶材を盛り付けて作製します。

審美専門の技工士によって、1本1本丁寧に陶材の盛り付けを行うため、色調再現性にもっとも優れます。

しかし、盛り付ける陶材の強度が弱いため、陶材部分が欠けることがあります。

隣の歯の色が特徴的で他のセラミックでは再現することが難しい前歯が適応となります。

審美歯科症例①交通事故で前歯が折れた




治療内容:折れてしまった歯を抜いてインプラントを埋め込むことも検討しましたが、スペースが足りないためにセラミックブリッジでの修復を選択しました。

費用:720,000円(税別)

リスク(副作用など):稀に欠けたり、外れることがあります。

e-max

二ケイ酸リチウムという単一のセラミック材料から作られており、透明度が高く色調再現性が高いのが特徴です。ケ

イ素が含まれているため、自分の歯と接着し、虫歯になりにくいのも大きな特徴の一つです。フルジルコニアと比較

し、やや強度に劣るため前歯が適応となります。

審美歯科症例②:前歯がねじれている。

治療内容:20代と若い患者様でしたので、一番おすすめしたいのは矯正治療による前歯のねじれの改善でした。
しかし、結婚式までに2ヶ月しかないという段階での来院でしたので、削ってセラミックを被せることで対応することになりました。
もちろん、今後の永続性を考慮して、神経を温存するために、削る量は最小限にすることを心がけました。
治療1回目→削って仮歯の装着、治療2回目→色調のヒアリングと型採り、治療3回目→セラミックのセット、という流れで結婚式までに余裕を持って間に合わせる治療計画を立てました。

費用:100,000円(税別)

リスク(副作用など):稀に欠けたり、外れることがあります。

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