今回のお話は歯列矯正をするために4本の親知らずを抜歯した際の体験談です。
私の場合は、全ての歯が歯茎に埋まっており、実際には生えていなかったのでレントゲンを撮ってみたところ・・・
そこにはしっかり親知らずが埋まっていたことに驚きました。
大人になっても生えてこないままなこともあるんだな。とびっくり。
毎週1本のペースで4週連続で抜歯するスケジュールです。
まずは上顎から!
歯茎を切って掘り出すように摘出しました(>_<)
上顎洞(副鼻腔)に近いところに歯があったため、慎重に抜歯していただきました。
この通り4本抜歯したレントゲンです♪
抜歯前👇
抜歯後👇
全体的に歯列不正もあり、歯も大きかったため、大きく顎を開けての処置は大変でしたが、その後の矯正治療のための準備で順番に抜いてもらうことになりました。
上顎は意外にもササっと抜けて、拍子抜けしました♪
なんだが抜け殻ですね。
じっくり時間をかけて穴(歯槽骨)は再生していくので、まるで骨折が治るようなイメージです。
下顎は少し大変でした!
上記レントゲンのとおり、真横に生えているうえ・・・歯茎の中に埋もれていたので分割して割りながらの摘出手術。
まさかの神経の上に歯が寝そべっています・・・。
万が一の場合、抜歯時に神経に触れたりすると神経損傷をしてしまうリスクもあります。
一時的ではありますが、口唇がしびれたりといった症状が出るので、これまた慎重に!!!
かなり深いところに歯があったため、時間をかけつつ慎重に分割しながら掘り出していくように抜歯して切った歯肉を縫合して無事に処置終了♪
帰宅後は投薬してもらった抗生物質を1週間、指示通りに服用し安静に。
私はサーフィンが趣味ですが、最近感染を防ぐため抜糸するまでは海も我慢でした。
強い痛みも出ることなく、無事に完治しました。
よかったー―――――。
いつも麻酔を使うとドキドキしてしまうので怖かったのですが、
麻酔をの使用量も、私の体調をしっかりと確認しながら慎重に処置を進めてくださったおかげか、
心拍数をも正常値の保ったまま処置が進んでいき安心しました(*^-^*)
こうして、矯正のための親知らず抜歯が終わり矯正治療がスタートしたのでした。
歯は生えていなかったものの、なんとなく歯茎が重い感じがしたこともあったので、思い切って抜歯に踏み切ってよかったです。
スタッフ松尾