こんにちは!
くげぬま海岸歯科クリニック では、成人矯正、小児矯正を行っております。
矯正治療は、患者様の症状により様々な装置を使用して歯を動かしていきます。
治療には『動的期間』と『保定期間』があるのはご存知でしたか?
歯を動かして装置を外したらすぐに治療が終わる!と皆様お思いになるのですが・・・
その後の保定期間をいかに過ごしていただくか?が
矯正治療成功のカギなのです。
さて、治療直後には綺麗に並んていたはずの歯列!
矯正の『後戻り』は、なぜ起きるのでしょうか?
矯正治療で歯を動かすときには、まず歯を支えている骨の吸収が起こることで歯が移動していき、
動いた場所で新たに骨が形成されて位置が固定されます。
矯正治療が終了したばかりの歯根の周囲はまだ弱くて不安定なため、
歯が普段よりも簡単に移動しやすい状態です。
その状態で、歯ぎしり食いしばりがあったり、舌やその他の悪習癖が残っていると
歯が矯正前の位置に戻る力がかかってしまいます。
各種、後戻りを防ぐために治療終了前後に行うのが『保定装置(リテーナー)』の装着です♪
綺麗になった歯並びを安定&維持させるためのもので、
歯の裏側に細いワイヤーで固定するものと、取り外し可能なマウスピースタイプと2つがあります!
後戻りの原因で最も多いのがリテーナーの装着を怠ったことによるもの・・・。
装着の指示があったにも関わらずついつい保定装置をサボってしまって
いつの間にか歯がズレてしまった!というお声を当院でもお聞きします。
もったいないです!!!
数年かけて綺麗に仕上げた歯列は、残念ながら担当医師だけではキープできません!
保定期間は患者様ご自身での保定装置の装着を心がけ、
悪習癖を改善していただくことに尽きます・・・。
保定装置は最低2年以上のご使用を推奨しております。
なるべく長期間使用、装着いただくことで確実に綺麗な歯列が保定されていきます!!!
合わせて矯正のQ&Aもご覧ください♪