スタッフブログ

当院スタッフによるブログです。

2024年 10月 26日

7〜12歳のお子さんのための小児歯科

小学生(7歳から12歳)の歯科治療について

当院の小学生の歯科治療は、

成人の方と同様にカウンセリングと精密な検査からスタートします。
虫歯の早期発見と、的確なタイミングでの矯正治療のご提案をするために、

初診時は1時間の診察とさせて頂きます。
お子さんの場合は、矯正治療以外は全て保険診療で行っています。
(13歳以上は必要に応じ、保険外のセラミック治療を提案いたします。)

小学生の診療の流れをご紹介!

ヒアリング・問診票への記入

お子さんのお口の中の状態と症状、また全身疾患をお聞きします。
ご要望や疑問点などがございましたら、気兼ねなくご記入下さい。

精密検査・カウンセリング

問診・レントゲン撮影・口腔内写真撮影・虫歯チェック・歯茎チェック・歯並び検査などを行います。その後、検査結果について詳しくご説明させて頂きます。
なお痛いところがある場合は、応急処置のみ行い、本格的な治療は後日行います。
(痛みはしっかり取るのでご安心下さい。)

虫歯の予防方法についてご説明します。

永久歯が虫歯になってしまうと、イラスト図のように最後は抜歯になってしまいます。
本格的な治療をスタートする前に、虫歯予防の方法を詳しくご説明します。

虫歯治療

当院では小さい虫歯の場合、健康保険が適応される歯科用プラスチック(樹脂)で治療を行います。
この時期のお子さんにおいては、大きい虫歯であってもなんとか歯科用プラスチック(樹脂)で対応しています。成長期が終わるまでは、樹脂でしのぎ、ゆくゆくはセラミックを被せることで、治療した歯が長持ちするように心がけています。
日本の保険診療で一般的に用いられている銀歯は、当院では扱っていません。
銀歯の中に含まれるパラジウムには毒性があるため、これからの未来を担うお子さん達に、銀歯は絶対に入れたくないと考えています。

歯並び・噛み合わせのチェック

現代人の顎は、とてもほっそりしている傾向にあります。
顎が細く歯が大きいと、歯が並び切らず噛み合わせがガタガタになってしまいます。
そのため、矯正歯科治療が必要になるお子さんは一定の割合で存在します。
当院には日本矯正歯科学会認定医が在籍しています。矯正治療が必要な場合には、都度提案させて頂いております。適切な時期に、矯正歯科治療をスタートすることで将来お子さんが歯で困ることがないようにいたします。

永久歯への生え替わりの時期にしかできない矯正の治療方法もございますので、

治療の開始時期を逃さないようお早めに受診していただくのをお勧めしています。

クリーニング・定期検診

お口の中の健全な発育のためには、定期検診とクリーニングが必要となります。
予防を徹底することが、将来の虫歯ゼロに繋がります。
当院では、3ヶ月おきのクリーニングと1年おきの定期検診を推奨しています。

当院での虫歯のチェック方法

ダイアグノデントというレーザー機器を使用し、虫歯の大きさを数値化して診断しています。

小さい虫歯であれば、食生活の改善とフッ素の活用により虫歯の進行を抑制することができます。

塗るだけの虫歯治療サホライドとは?

サホライドの成分はフッ素と銀です。
サホライドを塗るとフッ素イオンと銀イオンが吸着して、虫歯の進行を止める効果があります。
麻酔を使用せず、少しだけ削り、虫歯にサホライドを塗るのは小さいお子さんでも受け入れてくれます。唯一の欠点は、塗った部分が真っ黒になることです。奥歯などの見えにくい箇所の乳歯に限り使用しています。

最新の虫歯予防方法シーラントとは?

歯磨きが苦手なお子さまや、治療が苦手なお子さまにもオススメできる虫歯予防方法がシーラントです。歯ブラシが届きにくい奥歯の深い溝の虫歯予防に最適です。シーラントからは徐々にフッ素が放出されるので、約60%の虫歯予防効果があると言われています。歯を削らず、短時間で終わりますので小さなお子さまでも安心です。

7〜12歳は永久歯へ生え変わる大切な時期です。

永久歯にも影響が出てしまう前に、

お早めに定期検診に来院していただくことをお勧めします。

0〜3歳の小児歯科についてはこちら💁

4〜6歳の小児歯科についてはこちら👈

小児矯正についてはこちらをご覧ください!

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