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マウスピース矯正(インビザライン)とは?
インビザラインとは、透明に近く目立ちにくいマウスピース型の矯正装置です。
インビザラインは、世界で既に520万人以上の患者様が使用し、最も症例数が多く実績があるマウスピース矯正です。2週間おきに、ご自身で新しいマウスピースに交換していくことで、歯並びを少しずつ改善していきます。
矯正治療を始めるときに、1番ネックになるのは【数年間ワイヤーの装置をつける】という事ではないでしょうか。
成人式や結婚式、お子様の大事な写真撮影など、いろいろなイベントがあると、いつスタートしようか迷ってしまう方も多いのでは??
そのような時にも着脱対応できるインビザライン。
当院においても「痛くない」「目立たない」「取り外しできる」などの理由から、インビザラインによる矯正治療を希望される方が増えています!
マウスピース矯正(インビザライン)のメリット
・透明で目立たない
言われないと気づかない位、自然な口元です。見た目を気にされるお仕事でもスタートしやすいのは嬉しいですよね♪
・食事の時に取り外しができる
ワイヤー矯正では、食事中に食べ物がワイヤーに挟まることが多々あります。
インビザの場合、マウスピースを外して食事できるので、食事中のストレスはありません!
・大事なイベントの時に取り外しができる
結婚式などの大事なイベントの時には、外して頂けます。
矯正治療は数年単位なので先の予定を気にせずスタートできるのは嬉しいですよね♪
・虫歯や歯周病になりにくい
マウスピースを取り外してから、歯磨きをして頂くので、歯のケアが普段と変わらず行えます。
ワイヤー矯正と違い、磨き残しが少なくできるので、虫歯や歯周病の予防ができます。
・発音に影響が少ない
フルリンガルと違い、下の歯の裏側の出っ張りがないので、あまり滑舌が悪くなることはありません。
接客業などのお仕事につかれていて、お話しする機会が多く、矯正治療中の発音が心配な方には、ハーフリンガルと並んでオススメできます。
・痛みが少ない
ワイヤー矯正(表側矯正・ハーフリンガル・フルリンガル)と比較すると、痛みが少ない。
また、ワイヤーやブラケットが粘膜とあたって、口内炎になったり、伸びたワイヤーが刺さって傷が出来たりすることもありません。
・通院回数が少ない
ワイヤー矯正では、1ヶ月に1回の通院が推奨されています。
マウスピース矯正では、2ヶ月〜3ヶ月に1回程度の通院でも、十分に歯が動くことを実感して頂けます。
・治療期間が比較的短い
裏側矯正(フルリンガル)と比較すると、治療期間が短い場合が多いです。
・金属アレルギーの危険性がない
ワイヤーを使用しないので、100%金属アレルギーは発生しません。
金属アレルギーが生じてしまう確率は、矯正装置で使用する金属の量に比例します。
インビザラインはポリウレタン製ですから、金属アレルギーのある方でも安心ですよ♪
・海外へ引っ越す場合でも、治療の引き継ぎが容易
インビザラインを作製している会社は、アライン・テクノロジー社というアメリカに拠点を置き、世界100カ国以上に支社を持つグローバル企業です。
患者様固有のデータはアライン・テクノロジー社にも保管されていますので、どこの国に住んだとしても現地での矯正治療を続けることができます!!
留学や転勤などで、1年後に日本が離れることが決まっている方でも、安心して矯正治療を受けて頂けます。
・治療中の歯の移動をイメージしやすい
クリンチェックと呼ばれる、3Dアニメーション動画をご覧頂けます。
治療スタートからゴールまでの歯の移動を、パソコンモニターでご確認頂けます。
矯正治療はゆっくりと歯を動かしていくため、変化に気づきにくい時期もあります。
計画された歯の移動を、事前に確認して把握出来ることで、治療へのモチベーションもあがりますよ♪
マウスピース矯正(インビザライン)のデメリット
・マウスピースの使用時間がかなり長い
アライン社のガイドラインでは1日22時間の使用が義務付けられています。
食事と歯磨き以外のほぼすべての時間となりますが、外食の予定などあれば、1日のうち22時間もマウスピースを装着しているのは、なかなか難しいですよね…
当院では1日あたり20時間弱の使用をお願いしております。
・マウスピースを紛失すると大変
よくあるのが、「外食先でティッシュにくるんで飲食し、そのまま置き忘れ捨てられてしまった」「ペットにかまれてボロボロになってしまった」等。
再度アライン・テクノロジー社にマウスピースを作製して貰うので、余計な時間とコストがかかってしまう場合があります。
・適用されるケースに限界がある
複雑な症例の場合はワイヤー矯正を推奨致します。
マウスピース矯正(インビザライン)が適応外となる3つのケース
①上顎と下顎の位置がずれているケース
顎の骨格が前後もしくは左右にずれている場合は、顎間ゴムが使用しやすいワイヤー矯正の方が向いています。
②歯がひどく凸凹に生えているケース
歯並びがかなり悪い場合には、やはりワイヤー矯正をご提案します。
しかし、インビザラインの適応症例は以前よりも広がっておりますので、まずはご相談下さい。
③著しい出っ歯や受け口のケース
外科的矯正(顎を切る手術)が必要なケースでは、ワイヤー矯正が適応となります。
矯正治療をお考えの方、どの装置がいいか迷っている方は、是非一度ご相談にお越しください♪
今すぐの矯正を考えていなくても、しっかりとした精密検査と専門医の診断は、今後の計画を立てることに有効ですよ^^