親知らず抜歯症例
2020年 12月 01日

親知らず症例 年に1度くらい親知らずが痛む。

年齢・性別

30代・女性

来院動機

年に1度くらいの頻度で親知らずの痛みと腫れを繰り返している。

治療内容

Before

治療前のレントゲン写真

親知らずが4本ともあるのが確認できます。

治療内容・説明

まず、比較的簡単に抜歯ができる上左右と左下の親知らずから抜くことになりました。
右下と違ってまっすぐ生えているので歯肉に被っている所のみ少し切開をして抜歯しました。
右下の親知らずは半分埋まっている状態です。
CTで確認すると神経ととても近かったので今回は最初から2回法で抜歯の予定を組みました。
1回目の抜歯から約10ヶ月ほど時間を置いて、2回目の抜歯で無事全て抜くことができました。
神経と近かったり接している場合は、誰が担当しても神経麻痺の可能性があります。
そのリスクを少しでも減らすために当院では2回法をご説明しています。

After

抜歯後のレントゲン写真

4本抜歯ができ、他の歯の虫歯の治療も終わりました。

Dr.より

右下は神経と距離が近かったのですが2回法でやることによって神経麻痺のリスクを減らすことができました。
年に1度の痛みと腫れを繰り返すということでしたが、そのままにしておくといつか日常生活に支障が出てしまいます。
4本とも全て虫歯になっていたので早めに抜歯ができて良かったと思います。

症例の治療に必要な標準的な費用

親知らずの抜歯・CT・抜糸など親知らずにかかる費用は保険適応になっています。

副作用・リスク

術後、痛み・腫れが出ることがあります。だいたいの場合は徐々に落ち着きますが、痛みが強くなったり痛み止めを飲んでも効かない場合は対応させていただきます。

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