インプラント症例
2021年 09月 25日

インプラント症例 スタッフの母親のインプラント治療。

年齢・性別

60代・女性

来院動機

普段は東京都に住んでいる。
近隣の通っていた歯科医院でインプラントを勧められたものの、そのクリニックではインプラント治療を行ってなく、大学病院を紹介された。
せっかくなので、娘が働いているクリニックでインプラント治療を受けたい。

治療内容

事前の精密検査

初診時のレントゲン写真

右上の奥から4番目の歯を他院で抜歯を提案されていました。

初診時のCT写真

他院で大学病院を紹介された理由としては、骨がなく骨増生が必要と診断されたことが推測されました。

初診時の口腔内写真

治療方針

短いインプラント(ショートインプラント)を選択することで、副鼻腔に骨を造ることを避ける計画を立てました。
また、東京都からの通院となるので、治療回数を最小限にする必要があります。
通院1回目 抜歯→インプラント埋入→即日での仮歯セット
通院2回目 プライムスキャンでのインプラントの型取り
通院3回目 インプラントの上部構造(セラミック歯)セット

治療中の様子

20年以上前に入れたセラミック歯を外してみると、完全に歯根が割れている状態でした。
抜歯後です。
骨が全くないことが分かります。
抜いた歯は3つに割れていました。
抜いた穴をドリルを逆回転させて圧縮していきます。
直径4,5ミリ長さ7ミリのショートインプラントを埋め込んでいきます。
副鼻腔を触らない範囲で、インプラントが収まっています。
理想的な位置にインプラントが埋め込まれました。
仮歯用の土台をセットしました。
即日で仮歯を作成しました。
この状態で3ヶ月ほど待って頂きます。

治療後のレントゲン写真

プライムスキャンでの型取りにより、適合に優れた上部構造の製作が可能となります。

治療後の口腔内写真

白く輝くセラミック歯が入りました。
右上の奥から2番目がインプラント です。

Dr.より

遠方からの通院ですので、できるだけ負担が少ない治療計画になることを心がけました。
ショートインプラントとプライムスキャンを活用することで、最小限の通院回数で済ませることができます。

症例の治療に必要な標準的な費用

440,000円(税込)

主なリスク・副作用

インプラント治療には「腫れ・痛み・違和感・出血・感染」などのリスクがあります。
また、稀にインプラントと骨が結合しないことがあります。
もし万が一、インプラントと骨が結合しない場合は、すぐに再埋入手術を無料で行わせて頂きます。

施術名

インプラント治療

施術の説明

インプラント治療とは、歯を失ったところにチタン製の人工歯根を埋入し、新しく歯を再建する方法です。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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