審美歯科・セラミック治療症例
2023年 07月 09日

審美歯科症例 保険の差し歯をセラミック歯に交換したい。

年齢・性別

30代・男性

来院動機

ずっと他院で保険適応の差し歯を入れてきたが、しょっちゅう外れてしまうので困っている。
何回、保険の差し歯を入れても外れてしまうので、思いきって丈夫なセラミック歯を入れたい。

初診時の口腔内写真

右上の保険の差し歯が、何度治療しても取れてしまうとお悩みでした。
噛み合わせの力が強い方の場合は、そもそもが保険適応の差し歯だと、強度不足ですぐに壊れてしまいます。
左上の保険の差し歯も含めて、2本のセラミック治療で修復することになりました。

治療方針

日本の保険診療では、前歯も金属を使用しているものが、主に使用されています。
奥歯に使われている銀歯と同じパラジウム合金に、表側だけ白い樹脂を貼り付けたもので、硬質レジン前装冠と呼ばれています。

一見白く見えても、中身は銀歯なので、銀歯の弊害が奥歯と同じく前歯にも生じてしまいます。

①虫歯が再発しやすい。
②歯周病になりやすい。
③金属アレルギーの原因となる。
④金属を使用しているので見た目が悪い。
⑤金属に貼り付けた白い樹脂が取れやすい。

以上のデメリットを考慮して、当院では保険適応の差し歯の診療は行っておりません。

今回、しっかりとセラミックで修復することで、外れるようなことはないことをお約束して、治療をスタートしました。

治療中の口腔内写真

しっかり前歯を削り込んでいきます。
できる限り垂直に精密に削ることが、セラミック歯が外れないポイントです。

治療後の口腔内写真

治療終了後の口腔内写真。
最高強度のセラミック歯が綺麗に入りました。

Dr.より

当院でセラミック治療を受けて頂くメリットとして保証制度があります。
スタンダードセラミックの場合は5年、プレミアムセラミックの場合は10年の保証をお付けしています。
(半年に1回の検診とクリーニングが保証の条件となります。)

症例の治療に必要な標準的な費用

330,000円(税込)
プレミアムセラミック2本→1本あたり165,000円(税込)

主なリスク・副作用

稀に欠けたり、外れることがあります。
その場合は10年保証が付いていますので、速やかに対応いたします。

施術名

ジルコニアセラミッククラウン

施術の説明

天然歯を精密に削って、型をとり、ミリングマシーンが削り出したジルコニアの上に、歯科技工士がポーセレンを盛り、審美性に優れた被せ物をセットする方法です。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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