年齢・性別
20代・女性
来院動機
前歯が噛んでいないので、奥歯でしかご飯を食べれない。
もちろん見た目も気になる。
初診時の口腔内写真
治療方針
このような噛みあわせを「開口(かいこう)/オープンバイト」と私たち専門家は読んでいます。
口を閉じても前歯に隙間が開いたままなので、サ行・ラ行をうまく発音できなかったり、食べ物をしっかり噛めないといった問題があります。
舌を唇から突き出す、舌の位置が悪い、などの子どもの頃からの悪いクセが原因と言われています。
そのクセを補正するには、患者様の協力が欠かせません。
分かりやすい例えとしては、左利きの方が右利きに補正するのに近い大変さがあります。
舌のクセを意識して無くすのはとても大変です。
遅くても20代のうちに矯正治療をスタートすることを、当院では推奨しています。
治療中の口腔内写真
治療後の口腔内写真
矯正医より
舌を突き出すクセがある方には、上顎だけ裏側に装置をつけるハーフリンガルを、推奨しています。
上の前歯の裏側に付けた装置が、舌のストッパー役になってくれるメリットがあるからです。
舌の正しい位置を知ることで、自然と口呼吸も改善されます。
口呼吸のままでいると、乾燥した空気が直接、肺に流れ混んでしまい、感染症になりやすいと言われています。
私は、矯正歯科治療を通じて、全身の健康維持にも貢献したいと思っています。
症例の治療に必要な標準的な費用(当投稿日現在)
880,000円(税込) ハーフリンガル
- 調整費別途
主なリスク・副作用
きちんと歯磨きをしないと、虫歯や歯周病が進むことがあります。