インプラント症例
2024年 07月 07日

インプラント症例 海外にお住まいの方へのインプラント治療。

年齢・性別

50代・男性

来院動機

右下の奥歯にインプラントを入れたい。
ベトナムに住んでいるので、日本に帰国する短い期間で、インプラント治療を終わらせて欲しい。

治療内容

事前の精密検査

初診時のレントゲン写真

右下の奥歯がありません。

初診時の口腔内写真

入れ歯も使っていたようですが、右側では全く食べることができなかったようです。

治療方針

インプラント治療を望んでいるものの、専門性が高いクリニックが自宅近くにない、海外に住んでいて継続的な通院が難しい、遠方から何度も通うのが大変、などのお悩みはありませんか?
私は常に患者様の時間的負担を減らすために、通院回数とオペ回数を最小限にした治療計画を立てています。

・抜歯したその日にインプラントが入る「抜歯即時埋入インプラント」
・インプラントを埋め込んだその日に仮歯をセットする「即時荷重インプラント」
・切らない縫わない「フラップレスインプラント」
・骨が少ない方向けの「ショートインプラント」
以上の技術を、患者様個々の事情に考慮して組み合わせることで、最小限の治療回数でも確実にインプラント治療を成功に導きます。

今回の症例では、
最初の日本滞在時に
①初診時での精密検査・CT撮影・診断・治療計画・お見積もり作成
②インプラントオペ
オペから3ヶ月後の日本滞在時に
③上部構造(セラミック歯)の型取り
④上部構造(セラミック歯)のセット
合計4回で全てのインプラント治療が完了する計画を、患者様にご提案しました。

オペ中の口腔内写真とCT写真

抜糸の来院ができないため、切らない縫わない「フラップレスインプラント」で処置することにしました。
直径2ミリのバーで小さい穴を3箇所あけます。
直径2ミリのピンを挿入します。
CT写真を撮影して、インプラントを埋め込む位置に狂いがないかを確認します。
徐々に太いバーで顎骨を削っていき、インプラントを埋入します。
なお、腫れと痛みを最小限にするために、「ショートインプラント」を使用しました。
ショートインプラントは文字通り短いので、顎骨を削る量を少なくできます。
インプラント埋入後のCT写真。
想定通りの位置に3本のインプラントが埋め込まれています。
歯茎を回復させるためのパーツをセットしてオペ終了となります。

治療後のレントゲン写真

オペから3ヶ月半後に、上部構造(セラミック歯)がセットされました。

治療後の口腔内写真

なんでもしっかり噛めるような奥歯が再建されました。
日本に滞在している短い期間で、トラブルなく治療が完了し、患者様にはとても喜んで頂けました。

Dr.より

当院のインプラント治療には10年保証が付いています。
一般の患者様においては、半年に1回の定期検診を受けていただくことが、保証の条件となります。
海外に在住の方においては、1年に1回の定期検診でも、10年保証をお付けしています。
(もちろん、半年1回のクリーニングとメンテナンスを受けて頂く方が、インプラントは長期に渡り安定します。)

症例の治療に必要な標準的な費用

1,320,000円(税込)
奥歯用インプラント3本→1本あたり440,000円(税込)

主なリスク・副作用

インプラント治療には「腫れ・痛み・違和感・出血・感染」などのリスクがあります。
また、稀にインプラントと骨が結合しないことがあります。
もし万が一、インプラントと骨が結合しない場合は、すぐに再埋入手術を無料で行わせて頂きます。

施術名

インプラント治療

施術の説明

インプラント治療とは、歯を失ったところにチタン製の人工歯根を埋入し、新しく歯を再建する方法です。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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