インプラント症例
2024年 07月 19日

インプラント症例 遠方にお住まいの方へのインプラント治療。

年齢・性別

50代・男性

来院動機

右上の奥歯にインプラントを入れたい。
平日は単身赴任で和歌山県に住んでいるので、週末に自宅に戻ってくるタイミングに合わせて、インプラント治療を進めて欲しい。

治療内容

事前の精密検査

初診時のレントゲン写真

右上の奥歯がありません。

初診時のCT写真

非常に骨量が少なく、上顎洞までの距離は3ミリ程しかありませんでした。
和歌山県のかかりつけのクリニックさんでは、インプラントができないと宣告されていました。

初診時の口腔内写真

右上の奥歯が壊れています。

治療方針

インプラント治療を望んでいるものの、専門性が高いクリニックが自宅近くにない、海外に住んでいて継続的な通院が難しい、遠方から何度も通うのが大変、などのお悩みはありませんか?
当院では、積極的に遠方や海外にお住まいの方へのインプラント治療を引き受けています。

・自宅は藤沢市や湘南エリアにあるものの、転勤族のため普段は他の県に住んでいる。
・仕事の都合で藤沢市にたまに来るが、自宅は遠方にある。
・横浜市や東京都に住んでいるが、自宅近くに自分の望むようなクリニックがない。
・普段は海外に住んでいるが、年に1回か2回は日本に帰って来る。

当院には、以上のような患者様への治療実績が多数ありますので、お気軽にご相談下さい。
遠方や海外にお住まいの方のインプラント治療への不安を解消して頂くために、初診時に治療計画・治療期間・来院回数・治療費を、分かりやすくお伝えしています。


また、ご希望の方には、全国共通の10年保証がつけられるガイドデントというサービスもご案内しています。
インプラント1本あたり、33,000円(税込)の費用が追加で発生しますが、とても人気のあるオプションです。

オペ中の口腔内写真とCT写真

①抜歯と同時にインプラントを埋め込む「抜歯即時埋入インプラント」
②少ない骨量でも、治療回数が増えない「ソケットリフト」
③顎骨が少ない奥歯に有効な「ショートインプラント」
以上のテクニックを組み合わせることで、わずか3回の通院で終了する治療計画を立てました。
まず抜歯を行います。
専用のバーを逆回転で回していき、柔らかい骨ごと上顎洞内に、インプラントを埋め込むスペースを作っていきます。
骨量が非常に少ないため、当院で扱っているインプラントの中でも、最も太くて短いサイズ(直径8ミリ長さ7ミリ)を選択しました。
インプラント埋入後のCT写真。
上顎洞内に突き抜けているように見えますが、インプラント周囲には薄い骨がちゃんとあります。
トラブル時の来院が不可能なため、インプラントと隣の歯を接着剤で強固に固定しておきます。

治療後のレントゲン写真

オペから3ヶ月半後に、上部構造(セラミック歯)がセットされました。
なお、右上の最後方の奥歯にはあえて何もしていません。
1本のインプラントだけでも、噛み合わせを工夫することで、しっかり何でも食べれます。

治療後の口腔内写真

初診時を含め来院回数はわずか4回。
遠方の患者様でも、通院のストレスはありません。

Dr.より

当院のインプラント治療には10年保証が付いています。
一般の患者様においては、半年に1回の定期検診を受けていただくことが、保証の条件となります。
遠方に在住の方においては、1年に1回の定期検診でも、10年保証をお付けしています。
(もちろん、半年1回のクリーニングとメンテナンスを受けて頂く方が、インプラントは長期に渡り安定します。)

症例の治療に必要な標準的な費用

550,000円(税込)
奥歯用インプラント1本→440,000円(税込)
ソケットリフト→110,000円(税込)

主なリスク・副作用

インプラント治療には「腫れ・痛み・違和感・出血・感染」などのリスクがあります。
また、稀にインプラントと骨が結合しないことがあります。
もし万が一、インプラントと骨が結合しない場合は、すぐに再埋入手術を無料で行わせて頂きます。

施術名

インプラント治療

施術の説明

インプラント治療とは、歯を失ったところにチタン製の人工歯根を埋入し、新しく歯を再建する方法です。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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