矯正歯科症例
2024年 07月 21日

矯正歯科症例 マウスピース矯正と並行して、むし歯治療もして欲しい。

年齢・性別

20代・女性

来院動機

前歯の歯並びをマウスピース矯正(インビザライン)で綺麗にしたい。
奥歯に、むし歯や治療途中の歯があるので、それも治して欲しい。
右下には、抜きっぱなしの箇所があるので、そこにはインプラントを入れたい。

治療内容

初診時の口腔内写真

前歯が全く噛んでいません。
左側からの口腔内写真。
右下の奥から3番目の歯が失われた状態でした。
右側からの口腔内写真。
上顎の口腔内写真。
左上には治療途中の歯があります。
また左右の最後方の奥歯には、大きいむし歯も見えます。
下顎の口腔内写真。
大きいむし歯の歯が5本あります。

治療方針

患者様は、右下の歯がない箇所へのインプラント治療をご希望でした。
しかし精密検査の結果、インプラント治療は必要なく、便宜抜歯を行うことで充分に美しい歯並びにできることが分かりました。
マウスピース矯正を矯正専門医の芝田先生が担当。
便宜抜歯(右下の奥から3番目、上下左右の奥から4番目)と大きいむし歯がある箇所へのセラミック治療を私が担当。
芝田先生も私も歯科医師としてのキャリアが20年以上あります。
矯正専門医院では対応が難しい、
「矯正治療の前に、むし歯も治したい。」
「矯正治療中に、衛生士さんによるクリーニングも受けたい。」
「親知らずも気になる。」
「矯正治療の前後でホワイトニングで歯を白くしたい。」
「奥歯にインプラントを入れてから、歯列矯正を受けたい。」
以上のような患者様の要望にも、芝田先生と私が連携して対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。

治療中の口腔内写真

マウスピース矯正はただマウスピースを使って頂くだけではありません。
アタッチメントと呼ばれる樹脂パーツを歯に付ける必要があります。
アタッチメントにより、3次元的な歯の移動が可能となります。
アタッチメントを適切に付与することが、矯正医の腕の見せ所と言えます。
左側からの口腔内写真。
右側からの口腔内写真。
上顎の口腔内写真。
大きいむし歯があった3本の奥歯には、矯正治療用の仮歯をセットしています。
下顎の口腔内写真。
大きいむし歯があった3本の奥歯には、矯正治療用の仮歯をセットしています。
マウスピース矯正
マウスピースはこのように透明で薄いので、目立ちません。
接客業の方でも、仕事中にマウスピースを付けているとは、ほぼ分かりません。

治療後の口腔内写真

治療終了後の口腔内写真。
矯正治療後に、仮歯をセラミックに交換しました。
左側からの口腔内写真。
マウスピース矯正とセラミック治療により、全ての歯がしっかり噛んでいます。
右側からの口腔内写真。
左右均等に噛むことができています。
上顎の口腔内写真。
4本の奥歯をセラミックで修復しています。
セラミックを連結させることで、20年30年とトラブルが生じないように配慮しています。
下顎の口腔内写真。
3本の奥歯をセラミックで修復しています。

矯正医より

矯正治療の前後に必要となる全ての歯科治療を、当院で受けることができます。
むし歯治療、歯周病治療、親知らず抜歯、インプラント治療、セラミック治療、精密根管治療、ホワイトニング、小児歯科治療、などをワンストップサービスで患者様に提供しております。
矯正専門医院では治療が難しい症例にも、丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。

症例の治療に必要な標準的な費用

880,000円(税込) マウスピース矯正(インビザライン)

  • 調整費別途

*マウスピース矯正の治療費のみ、全体の治療費はこちらをご覧下さい

主なリスク・副作用

セラミックが稀に欠けたり割れたりすることがあります。
当院のセラミック治療には5年保証が付いていますので、トラブル発生時には無料対応いたします。
(半年に1回の検診が、保証の条件となります。)
矯正治療のリスクとしては、きちんと歯磨きをしないと、虫歯や歯周病が進むことがあります。
当院では、そのようなことが生じないように矯正治療中のクリーニングを行なっています。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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