年齢・性別
20代・女性
来院動機
「前歯のガタガタ」が気になっている。
できるだけ痛くない歯列矯正を受けたい。
初診時の口腔内写真
治療方針
矯正治療中の痛みを抑えたい方には、マウスピース矯正をご提案しています。
ワイヤー矯正の場合は、ワイヤーを細いものから太いものへ変える際に、どうしても痛みが発生します。
月に1回のワイヤー交換において、見込んでいる歯の移動量は1ミリ。
極力痛みが発生しないように矯正医は配慮していますが、ワイヤーの復元力で歯を動かす以上、痛みのコントロールには限界があります。
マウスピース矯正の場合、痛みをもし感じたらマウスピースの使用をストップでも良いですし、一つ前のマウスピースに戻っても構いません。
1枚のマウスピースによる歯の移動量は0.25ミリのため、圧迫感はあるもののまず痛みは生じません。
1週ないし2週おきの頻度でマウスピースを新しいものに交換していくことで、緩やかながらも着実に歯が動いていきます。
ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも、1ヶ月間における歯の移動量は同じ1ミリですが、マウスピース矯正の方が細かいステップで歯を動かしていくと言えます。
当院で使用しているマウスピースは『インビザライン』
マウスピース矯正のリーディングカンパニーであり、世界中で1,400万人以上の症例数を誇ります。
当院におけるマウスピース矯正は全て『インビザライン』で行なっております。
マウスピースを1日20時間以上使用できる患者様においては、確実に歯が動いていきます。
奥歯の噛み合わせにそこまで問題がなく、前歯のガタガタの歯並びが気になるようなケースは、マウスピース矯正にはメリットしかありません。
治療中の口腔内写真
治療後の口腔内写真
矯正医より
矯正治療中の痛みが気になる方にはマウスピース矯正を推奨しています。
アタッチメントの存在だけ我慢して頂けたら、現在のマウスピース矯正にはメリットしかありません。
ただ、マウスピース矯正での対応が難しい歯並びの方もいらっしゃいます。
表側矯正、裏側矯正(舌側矯正)、マウスピース矯正、それぞれのメリットとデメリットを説明した上で、最善の矯正手法をご提示いたします。
症例の治療に必要な標準的な費用(当投稿日現在)
880,000円(税込) マウスピース矯正(インビザライン)
- 調整費別途
主なリスク・副作用
きちんと歯磨きをしないと、虫歯や歯周病が進むことがあります。