年齢・性別
40代・男性
来院動機
歯列矯正治療のために、親知らずを抜歯したい
治療内容
Before
治療前のレントゲン写真
治療前のCT写真
治療内容・説明
親知らずが埋まっている骨と癒着していて、無理に抜こうとすると神経を傷つけてしまう可能性があったため「歯冠除去術」提案しました。
文字通り、親知らずの上半分にあたる『歯冠』だけを切除(抜く)するテクニックです。
神経と近い親知らずの下半分『歯根』にはノータッチなので、神経損傷が生じる可能性を0に近づけることができます。
「歯冠除去術」を行なった後に、顎骨の中にあえて残してきた『歯根』が移動してこない場合は、それで終了です。
After
抜歯後のレントゲン写真
Dr.より
「歯冠除去術」を行なった後には、定期的な経過観察が必要となります。
あえて残してきた『歯根』が動かない場合は、追加の処置は必要となりません。
万が一、『歯根』が動いてきた場合は、「親知らず抜歯2回法」に移行します。
症例の治療に必要な標準的な費用
親知らずの抜歯・CT・抜糸など親知らずにかかる費用は保険適応になっています。
副作用・リスク
術後、痛み・腫れが出ることがあります。
だいたいの場合は徐々に落ち着きますが、痛みが強くなったり痛み止めを飲んでも効かない場合は対応させていただきます。