インプラント症例
2025年 02月 25日

インプラント症例 事故で失った前歯をインプラントで治したい。

年齢・性別

20代・男性

来院動機

自転車事故で前歯を失ってしまった。
また2本の歯も大きく欠けている。
さらにグラグラしている歯もある。
かかりつけの医院では、前歯が入るまで1年以上かかると言われ困っている。

治療内容

事前の精密検査

初診時のレントゲン写真

左上の前歯が、自転車事故の衝撃で吹き飛んでしまい、失われていました。

初診時の口腔内写真

左上の前歯→喪失
右上の前歯→破折
左下の前歯→破折
他の前歯→動揺(グラグラしている)
という大変な状況です。

治療方針

怪我や事故で、不幸にして、前歯を失ってしまうことがあります。
もし前歯を失ってしまった場合は、インプラント治療をお勧めします。
入れ歯やブリッジによる修復も可能ですが、
・入れ歯は金属のバネが目立つ。
・ブリッジは左右の健康な歯を大きく削る必要がある。
以上の理由のため、現実的な選択肢とは言えません。

インプラント治療に加え、大きく欠けた前歯はセラミック治療で、グラグラしている前歯は歯周病治療で温存する計画を立てました。

千葉県から来院されている患者様のため、1回あたりの処置時間を長くとることで、5回の通院で済むように配慮しました。

オペ中の口腔内写真とCT写真

右上の前歯は、インプラントオペの直前に台形状に形を整えます。
事故時の強い力で、歯を支える骨(歯槽骨)も失われた状態でした。
歯茎を切らないフラップレスインプラントを行うことで、歯槽骨へのダメージを最小限にとどめます。
直径2ミリのバーで、まず骨を削っていきます。
直径2ミリのピンを挿入します。
CT写真を撮影して、インプラントの埋入ポジションにズレがないことを確認します。
直径3ミリのバーで骨を削っていきます。
直径4ミリのバーで骨を削っていきます。
直径4ミリ長さ15ミリのインプラントを埋め込んでいきます。
インプラントに仮蓋を装着してオペ終了となります。
インプラントオペ後のCT写真。
理想的な位置にインプラントが埋め込まれました。
即日で美しい仮歯をセットしました。

治療後のレントゲン写真

1本インプラントと2本のセラミック歯が入りました。

治療後の口腔内写真

初診日から3ヶ月後に、セラミック歯をセットして治療終了となります。
・左上の喪失した前歯→インプラント治療
・左上のグラグラしていた前歯→接着剤で固定
・右上の破折した前歯→セラミック治療
・左下の破折した前歯→セラミック治療
以上のような多岐にわたる診療内容でも、当院だけで全ての処置に対応できます。

Dr.より

事故で前歯を失った場合は、歯を支える骨(歯槽骨)も失っていることがほとんどです。
インプラント治療に慣れていない医院さんの施術では、前歯が再建されるまで半年以上かかってしまうことがあります。
当院の前歯のインプラント治療は、オペと同時に美しい仮歯が入ります。
1DAYで見た目の回復が可能です。

症例の治療に必要な標準的な費用

前歯プレミアムインプラント1本→495,000円(税込)
前歯プレミアムセラミック1本→165,000円(税込)
前歯スタンダートセラミック1本→132,000円(税込)

総額 792,000円(税込)

主なリスク・副作用

インプラント治療には「腫れ・痛み・違和感・出血・感染」などのリスクがあります。
また、稀にインプラントと骨が結合しないことがあります。
もし万が一、インプラントと骨が結合しない場合は、すぐに再埋入手術を無料で行わせて頂きます。

施術名

インプラント治療

施術の説明

インプラント治療とは、歯を失ったところにチタン製の人工歯根を埋入し、新しく歯を再建する方法です。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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