口腔内写真による治療経過説明
口腔内写真による説明で患者様のご不安を解消します
インプラント治療に限らず、歯科医院での治療中に何をされているのか全く分からず、不安を覚える方はたくさんいられると思います。
当院では、インプラント治療の全ての工程において口腔内写真を撮影して、患者様に説明しています。
『CTによる正確な診断』『痛みも腫れもない治療』『短い治療期間』に加えて、『治療経過をわかりやすく説明すること』をスタッフ一同心がけています。
インプラントが20〜30年以上、長持ちすることを目指します
ご自分のお口の中で行われていることを視覚的にご理解いただくことで、治療終了後の歯磨きのモチベーションに繋がります。
患者様の日々の歯磨きと歯科医院でのメンテナンスを組み合わせることで、インプラントは20〜30年以上問題なく使用することができます。
- 患者様への説明に用いた口腔内写真の実例(実際にお見せしているのは全てカラー写真です。)
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提携している歯周病専門医の先生からのインプラント治療依頼でした。
真ん中の銀歯の歯根が割れてしまっていました。抜歯後です。
骨が全くないことがわかります。力をかけると歯根は粉々に砕けて抜けてきました。
また大きい歯根嚢胞もありました。骨が全くなかったので、直径5.5ミリ長さ7ミリのワイドタイプのインプラントシステムを選択しました。
無理に骨を造るのではなく、既存骨に合ったサイズのインプラントを埋め込むことで、短い期間で治療が完了します。インプラントが理想的な位置に収まりました。
インプラントに仮蓋を付けました。
隙間に人工骨を敷きつめることで、インプラント周囲の骨の再生を促します。
インプラントを埋め込んで3ヶ月後です。
歯茎のお肉も完全に再生しました。セラミックでできた上部構造をセットしました。
まだ、スクリュー固定のための穴が空いている状態です。
トラブル時には、インプラントと上部構造を連結するスクリューを緩めることで、リカバリー処置が容易に行えます。レントゲン写真で、インプラントとセラミック歯(上部構造)の適合を確認します。
光硬化型の樹脂で、穴を埋めました。
この後、噛み合わせの微調整を行います。患者様にセラミック歯(上部構造)の色・形・噛み合わせを確認していただきます。
全てのチェック項目で患者様にOKをいただいた上で、治療終了となります。