上の写真をご覧下さい。インプラント治療を受けたのがどこの部位か分かりますか?
40代女性の患者様のケースです。他院で治療中の方でしたが、インプラントにするかブリッジにするかで悩まれて当院に来院されました。
両隣の歯が削られていない健康な歯だったので、インプラント治療を優先的に提案しました。
インプラントは顎の骨の中にチタンのシリンダー型のものを埋め込むので、他の歯を一切削る必要がないのが利点です。
5年ほど前までは、前歯の場合インプラントよりもブリッジのほうが審美性に優れていると言われてましたが、現時点では遜色ないレベルまで技術が進んだと思います。
インプラントの上部構造を外したのが下の写真です。
左上の一番手前の歯がインプラントです。色合わせや左右対称にするのが最も難しい部位ですが、人工物が入っていることは全くわからない仕上がりだと思います。
最初の写真は治療が終了してから1年半ほど経過していますが、機能性審美性ともに良好で患者様は満足されています。