院長ブログ

院長 三浦 陽平

2014年 05月 07日

奥歯のセラミック修復①

GW明けでかなりハードな一日がやっと終わりました。通院中の方のトラブルは無かったのですが、新規の患者様への対応でバタバタしていました。

さて今までは前歯のケースばかり掲載してきたので、今回は奥歯の症例を見て頂きます。

左上の奥から3番目の歯に被せる直前の写真です。

オールセラミック《e-max》② セット前

 

以前被せた銀歯の中が虫歯になってしまい、食べ物が挟まるという自覚があって来院されました。

随分と前に神経を取る処置も受けていたこともあり、虫歯を取りきったところ、かなり自分の歯の量が少ない状態になってしまいました。

もう一度銀歯を被せると、何年かあとには歯根が割れていまう可能性があるので、セラミック冠での修復を提案しました。

もちろん健康保険の銀歯も平均8年もつというデーターがあるので、決して駄目な訳ではないです。

ですが、8年より先の結果は残っている歯の量に依存すると言われています。銀歯は固すぎるので、どうしても残った歯にダイレクトに力が伝わってしまう欠点があります。

セット後の写真です。

オールセラミック《e-max》② セット後

 

キレイなだけでなく、しっかりと噛み合わせの力を受け止めるしなやかさ・柔らかさがあります。

10年後20年後まで見据えて、メンテナンスをしていく予定です。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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