皆さん、自分のお口の中を見たことはありますか?
「前歯は鏡で見ることが出来ても奥歯までは暗くて分からないなぁ」という方がほとんどかなと思います。毎日、ご飯を食べたり・呼吸したり・発音したりとフル活動してる大事なところなのに、良く分からないというのは残念なことです。
歯を虫歯や歯周病で失ってしまうと「ご飯をしっかり噛んで食べられない」「滑舌良くしゃべれない」「口元のほうれい線が目立つ」「いびきで良く眠れない」などなど、色々なトラブルが生じてしまいます。
そうならない為にも、早め早めの治療と予防が大切です。でも痛くもない歯を「虫歯だから治療しましょう」といきなり言われても、「???」となってしまいますよね。
上の写真は、歯医者さんで説明用に使われてる‘パノラマレントゲン’と呼ばれるものです。これだけでは、どこが虫歯になっているのか正直分からないのも当たり前だと思います。なので、当院ではレントゲンだけでなく口腔内写真を必ず5枚撮るようにしています。
これなら、ご自分のお口の中がどういう状況なのか一目瞭然。もし虫歯があれば黒い穴が見えますし、歯周病が進行していると歯石が見えます。
しっかりと説明をして、患者様に納得してもらった上で治療を受けて頂きたいですからね。どんな病気にも当てはまりますが、今の現状を理解してもらうのが何よりも大切だと思っています。
実は、このレントゲンと口腔内写真は僕のものです。虫歯も歯周病もないのですが、前歯の歯並びと学生時代に入れた銀歯がちょっと気になりますね。。。