今日は御茶の水にある“東京医科歯科大学”に来ています。
当院が安全な医療機関であることを国から認可されるために、研修会に参加しています。
AED・パルスオキシメーター・血圧計・人工呼吸用酸素・救急蘇生セット・口腔外バキューム
などという医療機器をクリニックに完備した上で、
①医療事故防止②院内感染防止③歯科診療時の救急対応
などという項目について、大学教授の先生方の講義を聴くと“歯科外来診療環境体制加算”というお墨付きが頂けるんですね。
ざっくり言うと「治療中の患者さんに万が一トラブルが起きないように備えてる医院」ということになります。
実は、エイズ(HIV)や肝炎に感染していても自分でまったく気づいていない方も歯科医院には来院されます。その人から、他の患者さんや我々に感染が広がる可能性も当然あるわけです。
海外では、医療機関での治療が原因でHIVウイルスや肝炎ウイルスが体内に侵入してしまったという報告もあるという話でした。かつ日本ではじわじわとエイズ患者さんが増えているそうです。
この“歯科外来診療環境体制加算”ですが、全国で6万8千軒ある歯科医院のうち取得しているのはまだ7千軒しかないそうです。設備投資が大変なこともありますが、クリニック内の消毒・滅菌を完璧に遂行するのはとにかく手間隙がかかりますからね。。。
あらゆるリスクに備えておいて、安全な環境で安心な治療を提供したいと思っています。