院長ブログ

院長 三浦 陽平

2017年 01月 23日

歯科インプラントの寿命

よく患者様から「インプラントは、どれくらい長持ちするんですか?」と質問されます。

せっかく、高い治療費を払ったんだから、永久に持って欲しいのが本音ですよね。

僕は「もう一度、新品の自分の歯が手に入ったと思って頂いて大丈夫です。でも、自分の天然歯と同じく、しっかりお手入れするかどうかで寿命が決まりますよ!」と回答しています。

ご自分の歯でも、3ヶ月に1回のメンテナンスを受けて頂ければ、ずっと困らない状態を維持できますよね。

インプラントも、3ヶ月に1回のメンテナンスを受ける受けないで、トラブルが発生する率が全然変わってきます。

当院では、骨に埋め込んだインプラント本体は20年、上部構造であるセラミック歯は10年はトラブルがないことを目標としていますが、メンテナンスを受けて頂くことが前提となります。

上のレントゲン写真は、インプラント治療が終了して半年後の検診に来られた患者様のもの。右上2本のインプラント周囲の骨の状態を確認するために撮影しました。毎日の歯磨きを怠ってしまうと、インプラント周囲炎が進み、骨吸収が生じてしまいますからね。

その他のチェック項目は当院のインプラントメンテナンスのページをご覧になって下さいね。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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