春休みなので学生さんの来院が多い3月の当院。
社会人になる前に、大学や専門学校に進学する前に、親知らずを抜いて欲しいと言う依頼が多い時期でもあります。
4月の入社式の前に、以前から気になっていた右の上下の親知らずを一気に抜いて欲しいと言う、22歳の患者様のレントゲン写真。
上下ともに、歯茎の中に埋まっており、メスによる切開と顎骨削除が必要なケース。ご希望のある場合は、上下同時の親知らず抜歯も引き受けます!
抜歯後のレントゲン写真です。僕の手が動いている時間は上下合計30分ほどで、スピーディーに抜歯が終了しました。
抜歯から1週間後に抜糸をして、処置完了。少しの腫れと痛みしかなく、喜んで頂けました。
親知らず抜歯後の腫れと痛みを少なくするポイントは以下の3点。
①抜歯前にレントゲンとCTを撮影して、親知らずの位置をしっかりシミレーションしておくこと。
②抜歯前に、口腔内の歯石と汚れを取り除く為のクリーニングしておくこと。
③抜歯1時間前に、抗生剤を飲んで頂き、悪玉菌を減らしておくこと。
なので、
1回目→問診と検査とレントゲン撮影とクリーニング
2回目→CT撮影と親知らず抜歯
3回目→消毒と抜糸
という流れになりますね。
たまに、下顎の埋まっている親知らずを左右同時に抜いて欲しいという依頼を受けますが、それだけはお断りしています。
なぜなら、抜歯した後にご飯を食べにくいので、とにかく治りが悪いんですよね。。。そして、腫れがひどいと気道が閉塞して呼吸困難になってしまう恐れがありますから。。。