様々な原因で残念ながらご自分の歯を失ってしまった場合に、最も素晴らしい治療法であるインプラント。
ブリッジのように健康な歯を削る必要もなく、入れ歯のように取り外す必要もなく、技術が十分に蓄積された現在においては、メリットしか見当たりません。
ただ正直なところ、難しいケースもあることは事実です。
インプラント治療が難しいのは、骨が足りない場合。
骨が無いなら、骨を作るしかありませんからね。骨増生は、痛みと腫れを伴ってしまうことが多々あります。
当院のコンセプトとして、骨が足りない場合はショートインプラントを積極的に選択して、骨増生を回避しています。
短いサイズを骨内に埋め込むので、当然痛みも腫れもありませんし、大事な血管や神経を傷つけることもありません。
右上の奥から3番目にショートインプラントを埋入後のレントゲン写真です。上顎洞という空洞が近かったため、直径4,5ミリ長さ6ミリのサイズを選択。
全てのケースにショートインプラントを選択できるわけではありませんが、今までインプラント治療が怖くて避けられて来た方には朗報だと思います。