今日は「東京医科歯科大学」に出向き、高齢者医学の教授である「森戸光彦」先生の講演を聞いて来ました。
超高齢化社会と言われて久しい日本ですが、森戸先生からはいかに日本人の健康寿命《日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと》を延ばすかという観点からの、お話を伺うことができました。
一番興味深かったトピックが、
医療は、寿命の長さの10%にしか影響を与えず、生活習慣と環境で大半が決まるということ!
予防を推進していき、病気になってしまうことを未然に防ぐことが大事であると伺いました。
歯科の場合だと、
①健康的な食生活=甘いものの食べ過ぎは虫歯の原因となってしまいます。
②ストレスを溜め込まない=ストレスは噛み締めの原因となります。
③毎食後の歯磨き=歯周病は歯磨きで防げます。
④定期的な検診とクリーニング=3ヶ月に1回の受診で、歯を失うことが防げます。
以上が予防のポイントでしょう。
そもそも、歯がないと健康的な食生活は送れませんからね。
歯を悪くしないように日々の生活習慣をちょっと振り返っていただければと思います。