上の図を見て下さい。これが、日本の虫歯治療における悲しい現実なんです。。。
虫歯になってしまった歯を安易に治療していくと、最初の治療から18年後にはその歯が抜かれてしまうというデーターです。
この悪いサイクルから抜け出すための方法として、当院では以下の3つを提案しています。
①まずは虫歯にしない。
虫歯にさえならなければ、歯を削られてしまうこともありません。甘いものを控えて、歯磨きを頑張って下さい。
もちろん、悪くなる前の定期健診は欠かせませんよ。フッ素をうまく利用して、虫歯にならないコツもお伝えします。
②治療を受けた後は、必ず予防のために3ヶ月に1回来院する。
プラスチックを詰めた場合でも、銀歯を入れた場合でも、予防を心がけないと5年くらいでまた虫歯になってしまいます。
虫歯になってしまった原因が改善されてないと、同じことの繰り返しです。歯科衛生士さんによる、メインテナンスとクリーニングで虫歯予防をしましょう!
③とにかく銀歯を入れない!
初期虫歯の治療方法として、プラスチックを詰めるのは世界水準で見てみても適切です。
問題はその次の銀歯での虫歯治療なんです。銀歯を虫歯治療に使用しているのは、先進国では日本だけ。
海外では、プラスチックで対応できない大きい虫歯は、ゴールドやプラチナなどの貴金属かセラミックを使用しています。
銀歯は、虫歯が再発しやすい・歯周病も進行しやすい・アレルギーの原因となる・硬すぎるので歯が割れてしまう、
などの欠点があるので、本来は人体には使用できないものなんです。
当院では、その場しのぎの治療方法ではなく、一生涯を見据えた治療方法と予防方法を提案しております。