インプラント治療に関することでよく質問されるのが、
「失ってしまった歯の本数と同じ数のインプラントを埋めなくちゃいけないんでしょうか?」
ということ。
1本歯を失ってしまった場合→1本のインプラントを埋める
2本歯を失ってしまった場合→2本のインプラントを埋める
3本歯を失ってしまった場合→3本のインプラントを埋める
4本歯を失ってしまった場合→4本のインプラントを埋める
という考え方もありますが、当院の方針はやや異なります。
1本歯を失ってしまった場合→1本のインプラントを埋める
2本歯を失ってしまった場合→1〜2本のインプラントを埋める
3本歯を失ってしまった場合→2本のインプラントを埋める
4本歯を失ってしまった場合→2本のインプラントを埋める
というご提案を僕はすることが多いです。
インプラントは天然歯より強いので、必要最小限の本数のインプラントを埋めて、
それを繋げたブリッジで対応しましょうというコンセプトで対応しています。
4本分の欠損部分に2本のインプラントを入れて、土台まで入ったところです。
上部構造であるセラミックブリッジを入れると、こんな感じになります。
少ないインプラントの本数でも、機能性・審美性ともにパーフェクトな仕上がりにできるんです。
さらに言うと、少ないインプラント本数しか使用しないので、
①治療費用が安くできる。
②痛み・腫れが少ない。
というメリットもあります。