3月末に導入した、iTero element《デジタル口腔内スキャナー》。
導入当初からフル稼働しています。
主にデジタル矯正に使用しているのですが、その他の分野にも大活躍!
今までの粘土みたいなドロッとしたものでの歯型の型取りが苦手な患者様には、嗚咽感を与えることがないので本当に喜ばれています。
真ん中の白いものが、口腔内に入れるカメラです。
カメラでの高速連続撮影により、患者様の歯型のデータを収集して、パソコン上で再構築します。
これが、歯型の3次元データになります。
右下のセラミック歯の型取り用のデータになります。
保険適応されている銀歯などは、金属を鋳造して作るためにiTero element《デジタル口腔内スキャナー》での高速撮影では作れません。
歯科技工士さんの手作業ではなくて、ロボットアームが切削加工して作るものが、iTero element《デジタル口腔内スキャナー》によるデータ読み込みの対象となります。
当院においては、以下のものが対象となっていますね。
・矯正用のマウスピース
・お子さんの矯正用装置
・1本か2本のセラミック歯
とにかく歯型の型取りが苦手で歯科医院での治療を諦めていたような方には、積極的にiTero element《デジタル口腔内スキャナー》を活用していこうと思っています。