治療のクオリティを保つには、ある程度の数をこなしていることが必要となります。
歯科医療は手を使う仕事である以上、常にある一定数の症例をこなしていないと、どんどん技術は落ちていってしまいます。
そのあたりの感覚は、スポーツしかり音楽しかり、練習する間隔が空いてしまうと、以前よりも下手に感じてしまうのと同じだと思います。
数をたくさんこなしていると治療のレベルが低下するのでは?という心配がある方もいるかも知れませんが、僕の実感としては逆です。
毎日多くの患者様の治療を行っていないと、どんどん腕が落ちていくように感じます。
日々多くの患者様に対して、多岐にわたる治療をすることで、経験値が上がり、処置のスピードと正確性が増していきます。
そんなわけで、同じような考えの心臓外科医の先生の本を見つけたので、Amazonでポチッとクリックして読んでみました。
『数こそ質なり』
この本面白いです。他業種の方が読んでも、仕事への向き合い方の指南本になると思うので、オススメであります。