笑ったときに、上の歯ぐきが見えてしまうことで困っている方への治療方法を学びに、今日は東京に行ってきました。
当院の矯正治療専門医の芝田先生と一緒の受講です。
もともと、出っ歯で悩んでいる方の場合、歯ぐきがどうしても見えてしまいがちです。
原因としては、以下の3つが挙げられます。
①上の顎が前方に突出している。
②歯が前方に生えている。
③上の顎の筋肉の力が強すぎる。
歯の矯正治療を受けて頂けることで①と②は改善できるのですが、③の筋肉の力が強すぎる方の場合は、矯正治療のみで歯ぐきの見え方をコントロールできないことがありました。
矯正治療が終了しても、「ちょっと歯ぐきが見えすぎて嫌だな」という方には、ボトックス注射が有効です。
ボトックス注射は、注射部位の筋肉の動きを弱める効果があるので、上の唇を引き上げる《上唇挙筋》に作用させると、歯ぐきは見えにくくなります。
注射の所用時間は5分ほどで、腫れも痛みもほぼありません。
矯正治療とボトックス治療を組みわせることで、より自然で美しい笑顔を提供できそうです。
興味のある方は、矯正治療の相談時に芝田先生にご相談下さい。