院長ブログ

院長 三浦 陽平

2021年 12月 17日

全く歯がないところに、即日で新しい歯を再建するインプラント治療①

年末ということもあり毎年12月には、インプラント治療で新しく歯を再建したい患者様が多く来院されます。

抜歯して、すぐにインプラントを埋め込む「抜歯即時埋入インプラント」
インプラントを埋め込んで、すぐに仮歯を入れる「即時荷重インプラント」
骨を無理に造る必要がなく、シンプルな「ショートインプラント」


この3つのテクニックを組み合わせることで、即日で美しい歯を再建できます。

即日インプラント修復の治療例①

初診時口腔内写真。
上顎の歯がほとんどなく、全くご飯が食べれない状態での来院でした。
従来であれば、悪い歯を抜いて、奥の部分には骨を造って、それからインプラントを入れて、インプラントが骨を生着してから、仮歯をセットするという流れになります。
従来の手法が悪いわけではありませんが、仮歯が入るまでに半年もかかってしまうので、それまでは患者様に辛い思いをさせてしまいます。
また、コロナ禍でいくらマスクをしているとは言え、歯がない状態では、気持ちよく年末年始を迎えることもできません。
当院のインプラント治療は、見える部分にはすぐに仮歯が入り、柔らかいものであれば普通に食べて頂けます。
上顎の残りの歯を全て抜きました。
抜歯後のレントゲン写真です。
骨がない奥歯の部分にはショートインプラントを使用します。
オペ終了後のレントゲン写真です。
7本のインプラントと、3本のミニインプラントを埋め込みました。
ミニインプラントはあくまで仮歯を支えるのが目的なので、2ヶ月後には撤去します。
ミニインプラントが入っている左側で主にご飯は食べて頂きます。
オペ終了と同時に、上顎に仮歯をセットしました。
下顎の前歯は、矯正治療で移動させる予定ですので、現段階ではあえて隙間を空けています。

『インプラントの治療期間があまりに長くて不安になった。』
『歯がない期間があると言われた。』
『短期間でも入れ歯は使いたくない。』
以上のようなお悩みがある方は、ぜひ当院にご相談下さい。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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