私たちは、インプラント治療が終了した患者様に、3ヶ月に1回のメンテナンスを受けて頂くことを推奨しています。
(遠方にお住まいの方で、定期的な来院が難しい場合は、担当歯科衛生士にご相談下さい。)
患者様が気にされるのが、インプラントのメンテンス費用です。
当院では、患者様が継続的に通院しやすいように、インプラントのメンテンス費用をリーズナブルに設定しています。
当院で施術したインプラントが20年30年と長持ちするように、きめ細かいアフターフォローを心がけています。
当院のインプラントメンテナンスメニュー
① クリーニング
インプラントの最大のトラブル要因が歯周病(インプラント周囲炎)です。
3ヶ月に1回、歯科衛生士によるクリーニングを受けて頂くことで、お口の中全体の歯周病の進行を防ぎます。
また、日々のホームケアもインプラントを長持ちさせるには欠かせません。
必要に応じ、歯磨き指導も行わせて頂きます。
② 噛み合わせ調整
実は天然歯の噛み合わせは日々微妙に変化しています。
それは、天然歯と顎骨は歯根膜という靭帯を介して繋がっているからです。
噛み合わせの強い力を受け止めるクッションの役割が、歯根膜にはあります。
歯根膜がないインプラントは、顎骨と直接結合しているので、天然歯に比べてクッション性に劣ります。
インプラントに強い咬合力が加わり続けると、インプラントの破折に繋がってしまいます。
当院では、6ヶ月に1回(噛み合わせが安定している方は1年に1回)の噛み合わせ調整を行なっています。
③ 構造体チェック
インプラント周囲炎の次に発生リスクが高いのが、インプラント本体《顎骨に埋まっている部分》と上部構造《セラミック歯》を接合しているスクリューの緩みです。
ペリオテストという専用の機械で、上部構造《セラミック歯》の動揺度の計測を1年に1回行います。
スクリューの緩みを放置してしまうと、スクリューが折れてしまいます。
ペリオテストを定期的に行うことで、構造体のトラブルを未然に防ぎます。
④ レントゲンと口腔内写真の撮影
1年に1回、レントゲンと口腔内写真の撮影を行なっています。
レントゲンを撮影することで、インプラント周囲の骨に問題がないかをチェックします。
口腔内写真を撮影することで、インプラントの状況を患者様に確認して頂き、ホームケアのモチベーションに役立てています。
インプラントメンテンスの費用
3ヶ月おきのクリーニング 約1,800円
噛み合わせチェックと構造体チェック クリーニングと同時に行った場合は0円
1年おきのレントゲンと口腔内写真の撮影 約2,500円