当院で日々小児歯科の診療をしていると、お母さん方から
「いつ子どもの矯正治療をスタートするべきなのか?」と質問を受けます。
・あきらかな出っ歯と受け口
・上下の顎の大きさが著しく異なる
・舌で前歯を押し出す癖がある
以上のようなレアケースを除き、ほとんどのお子さんにおいては
『上の前歯4本が生えそろう8歳〜9歳のタイミングがベスト』
とお答えしています。
子どもの矯正は成人矯正と異なり、顎骨の成長が関係してくるので治療期間を明示できないこともあります。
ただ、治療期間が長いよりは短い方がいいに決まっていますから、可能ならば2年くらいの治療期間(動的期間)で終わることを心がけています。
そうなると、矯正治療のスタート時期は早すぎても遅すぎても望ましくなく、
『上の前歯4本が永久歯に生え変わったタイミング』
で歯科医院を受診して頂ければと思います。
9歳から治療をスタートした矯正治療例