インプラント治療は骨がある場合は、それほど難しくありません。
見た目の美しさが求められる前歯のインプラントと比較すると、奥歯のインプラントはしっかり噛めて磨きやすければ良いだけとも言えます。
しかし、上顎の奥歯においては、上顎洞(副鼻腔)との距離が近く、インプラント治療を断われてしまうケースが良くあります。
顎の骨量が足りないため、上顎洞に骨を造る手術(サイナスリフト)を併用しないと、インプラントを埋め込めないのです。
当院では、上顎において骨の量が足りないケースでは、ショートインプラントを活用しています。
長さ7ミリのインプラントを使用することで、痛みと腫れを伴う骨を増やす手術(サイナスリフト)を避けることができます。
治療に要する期間も、サイナスリフトを行なった場合の3分の1の3ヶ月で済みます。
また高額なサイナスリフトの手術料(通常220,000円〜330,000円)も必要なくなりますから、メリットしかありません。
唯一の欠点が、長期的なデーターが少ないこと。
当院は500本以上のショートインプラントの施術実績がありますが、抜けてきてしまったのは1本のみです。
むしろ、スタンダートインプラントよりもトラブルは少ないように感じています。
上の奥歯において、
・骨を増やす手術を併用しないとインプラントが埋めれない。
・上顎洞(副鼻腔)と近いからインプラントが埋めれない。
と言われた方は、ぜひ当院にご相談下さい!
上顎洞との距離を考慮してショートインプラントを選択した治療例