20代の方や中高生の方で、八重歯が気になる方は多いと思います。
現代人は、顔面や顎が小さい傾向があります。
しかし歯の大きさは、従来のまま。
そうなると、小さい顎に対して大きいままの歯は並びきりません。
最後に萌出してくる犬歯(糸切り歯・3番目の前歯)の、生えるスペースが無いので、八重歯となってしまうのです。
残念ながら、八重歯には何のメリットもありません。
最も長く丈夫な犬歯にはとても大事な役割があります。
それは、顎をスライドした時の横向きの力を受け止めること。
お野菜や繊維性の食べ物をすり潰す時の横向きの力を、しっかり受け止めることは犬歯しかできません。
八重歯の方の場合は、臼歯(奥歯)が犬歯の代わりに横向きの力を受け止めるしかありません。
奥歯は縦の力には強いですが、横向きの力にはとても弱いので、八重歯のままでいるといつかは奥歯を失ってしまうのです。
八重歯が目立つ若い方を街で見かけることはあっても、八重歯で高齢な方を見かけることはないと思います。
八重歯を放置していると、いつかは奥歯を失ってしまい、その後は前歯も失ってしまいます。
結果として、入れ歯になってしまうので、高齢で八重歯の方は存在しないのです。
当院の矯正医の芝田先生は、僕の長年のパートナーです。
インプラントと審美歯科治療(セラミック治療)を僕が、矯正歯科治療を芝田先生が担当することで、全ての高度自由診療を患者様に提供する体制を整えています。
八重歯で悩んでいる方はぜひ当院にご相談下さい。
八重歯を表側矯正で治した矯正歯科治療例
今回のケースの治療費
・装置料⇨770,000円(表側矯正)
・動的期間の調整料⇨99,000円(5,500円×18回)
・保定装置料⇨33,000円
・保定期間の調整料⇨13,200円(3,300円×4回/動的期間が終了してからの2年間、半年に1回継続して来院して頂く予定のため)
総額915,000円(税込)