院長ブログ

院長 三浦 陽平

2023年 03月 26日

下の奥歯のインプラントの治療費

当院の、下の奥歯のインプラントの治療費は440,000円(税込)です。
ショートインプラントを活用しているので、骨を造る費用は別途発生しません。
上の奥歯は、上顎洞との兼ね合いがあるので、別途費用が発生することもあります。

先週、銀座やみなとみらいのクリニックでも、インプラント相談を受けられた患者様が、当院に来られました。
その2つの医院さんにおける下の奥歯のインプラント治療費は、1本あたりなんと880,000円!!!
インプラントを埋め込む費用が440,000円、骨を造る費用が440,000円という見積もりだったそうです。

当院のインプラント治療の基本コンセプトは、
・骨を造ることはしない。
・短いインプラントを活用。
・残せない歯を抜いて、同時にインプラントを埋め込む。
・治療期間を短く。
・シンプルな処置を心がけて、痛みと腫れを与えない。
以上のようになります。

その結果、治療費を他院さんに比べて、安くすることができるのです。
とは言え、インプラント治療は人工物を体内に埋め込みわけですから、やみくもなコストダウンはしていません。
保証期間も、インプラント本体10年・セラミック歯(上部構造)5年と長めに設定しています。

治療レベルは銀座やみなとみらいのクリニックとの差はないと自負しているので、ご安心下さい。


下の奥歯の抜歯即時埋入インプラントの治療例

銀歯が外れてしまい他院さんで抜歯を宣告された方の、初診時口腔内写真。
他院さんでは、骨を作る処置が必要と言われ、治療期間も8ヶ月以上と言われていました。
古い土台を外してから、インプラント治療をスタートします。
抜歯と同時にインプラントを埋め込むことで、骨を作る手術を避けることができます。
今ある少ない骨を温存することを心がけて抜歯しました。
今回選択したインプラントのサイズは直径4,5ミリ長さ10ミリ。
少ない骨でもどこかに噛み込ませることが、インプラント治療成功のポイントです。
やや内側の真ん中にインプラントを埋め込みました。
仮蓋をセットします。
当たり前ですが、切っても縫ってもいないので、処置後の痛みも腫れもありません。
逆に言うと、切らない縫わないことで、患者様の体の再生能力がMAXになり、インプラント周囲には自然と骨ができていきます。
インプラント周囲の隙間に、人工骨を敷き詰めて、オペ終了となります。
抜歯を含めて処置時間はわずか10分。
難しいことをせず、シンプルな治療計画を立てることが、患者様にとってメリットがあると考えています。
インプラントオペから2ヶ月半後に、セラミック歯(上部構造)が入りました。
上部構造の型取りも、口腔内スキャナーを用いることで、患者様に苦痛を与えることはありません。
最後に、アクセスホール(インプラントと上部構造を接合するスクリューを締めるための穴)を埋めて治療終了となります。

今回のケースの治療費
・インプラント1本→440,000円(税込)

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

院長の投稿一覧