院長ブログ

院長 三浦 陽平

2023年 06月 09日

前歯が折れてしまった方のインプラント治療

・交通事故
・自転車での横転
・スポーツ時の怪我
・神経のない歯が壊れた

などの理由で、前歯が折れてしまうことは稀に生じてしまいます。
当院は、前歯のインプラント治療で、速やかに見た目の回復を図ることを得意としています。

・初診日の次の来院日に、前歯をきれいに再建します。
・トータルの治療期間は平均3ヶ月ほどです。
・メスも針も使わないので、痛みと腫れが最小限で済みます。
・インプラント治療は全て院長である私が担当します。(インプラント経験本数4,300本以上)
・他院さんや大学病院で断られたケースも、多数手がけて来ました。

他院さんにおいて、一時的な入れ歯の使用や、1年以上にわたる長い治療期間を提案されて、お困りの方は当院にぜひお越し下さい。

前歯が折れてしまった方のインプラント治療例

初診時口腔内写真。
子供の頃の怪我が原因で、歯にヒビが入っていたそうです。
歯の神経を取りなんとか温存してきたものの、いよいよ根元から折れてしまい、当院を受診されました。
3日後にインプラントオペによる前歯の再建を行う計画を立てました。
咬合面からの口腔内写真。
残った歯根がとても小さいことがわかります。
まず抜歯を行います。
周りの骨を極力残すように、丁寧に抜歯する必要があります。
直径2ミリの細いバーで、小さい穴を空けます。
小さいピンを立てて、インプラントを埋め込む位置が適正かどうか?
下の歯との噛み合わせに問題がないか?
をチェックします。
CT写真も撮影して、インプラントポジションのイメージにズレがないことを確認します。
方向性に狂いがないことを確認してから、徐々に骨を削るドリルの径を太くしていきます。
直径3.5ミリ長さ15ミリのインプラントを今回の症例では選択します。
細くて長いインプラントのサイズを選択するのが、前歯のインプラント治療成功の秘訣です。
低速でインプラントを骨内に埋め込んでいきます。
所定の位置にインプラントが収まりました。
CT写真でも、骨にインプラントがしっかり覆われていることがわかります。
仮歯用のプラスチック製の土台を装着します。
この仮歯用のパーツが用意されているインプラントメーカーを使用することが、即日の審美性回復に必須となります。
プラスチックの土台を削って、形を整えます。
オペスタートから1時間後に、キレイな仮歯が入りました。
オペ日から3ヶ月後に精密な上部構造が入りました。
完璧な適合を実現することで、10年20年とインプラントは長持ちします。
治療終了後の口腔内写真(オペ日から3ヶ月後)。
歯茎のラインも左右対称に治りました。
裏側の形態も、左右同一の形を再現できています。
発音と滑舌も、天然の歯との違いはありません。
この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

院長の投稿一覧