まだまだ日本の現状では、歯を失ってしまった場合は、部分入れ歯を提案されることが大半だと思います。
部分入れ歯の全てがダメと言うわけではありませんが、しっかり固いものを食べたい方には心もとない治療方法であることは間違いありません。
部分入れ歯のメリットとしては
・外科的な処置が必要ない。
・治療費用が比較的安い。(保険診療での対応も可能)
・糖尿病や高血圧症などの全身疾患がある方への対応が容易。
部分入れ歯のデメリットとしては
・夜間の取り外しが必要。
・飲み込んでしまうリスクがある。
・固いものを噛み砕くことは難しい。
・バネがかかっている歯が壊れてしまうリスクが高い。
・噛み合わせが段々と崩れてくる。
・見た目が悪い。
・部分入れ歯を使っていると、残った歯も連鎖的に悪くなり、いつかは総入れ歯に移行してしまう。
当院の方針として、部分入れ歯のデメリットが多数あることを考慮して、部分入れ歯の治療は行なっておりません。
自分自身の専門であるインプラント治療に特化することで、インプラント専門医院として、より高度な診療を提供していきたいと考えています。
部分入れ歯で困っていた患者様へのインプラント治療例