院長ブログ

院長 三浦 陽平

2023年 07月 29日

5年ぶりに海外から帰国した方のインプラント

当院では、海外に普段在住している方の、歯科治療にも対応しています。
日本に短い期間しか滞在できない場合でも、フレキシブルに治療をどんどん進めていきます。
3ヶ月ほどの期間があれば、インプラント治療はほとんどのケースで完了することができます。
また、短期集中歯科治療で、複数本のインプラント治療セラミック治療をまとめて行うことも可能です。

また、夏の滞在時にインプラントを埋め込む。
その半年後の冬の滞在時に、インプラントの上部構造(セラミック歯)をセットする。
以上のような変則的な治療の進行をご希望の場合でも、気軽にご相談下さい。


海外赴任でイギリスに滞在する方へのインプラント治療例

初診時レントゲン写真。
「夫の転勤でイギリスに行かなくてはいけない。
3ヶ月後には飛行機に乗るので、それまでにインプラント治療を完了して欲しい。」
という要望で当院を受診されました。
右上の奥歯が失われた状態です。
余裕を持って2ヶ月半後には、全てのインプラント治療が終わることをお約束しました。
治療スタートから2ヶ月半後に、適合性に優れたインプラント上部構造(セラミック歯)が入りました。
インプラント上部構造(セラミック歯)が入った後の、口腔内写真。
患者様には、噛み合わせも見た目も、満足して頂けました。

2年に1回は帰国すると伺っていたので、帰国時の定期検診をお約束して治療終了となりました。
しかし、コロナ禍の影響なのか、ずっと当院に来られることはなく、、、
なんと先日、5年ぶりに当院に来られました。
私としても、5年もの長期間において、1度もメンテンス・クリーニングなしというケースは初めてだったので、とても不安だったのですが、、、

5年ぶりのレントゲン写真。
インプラント周囲の骨の状態は極めて良好でした。
5年ぶりの口腔内写真。
インプラント上部構造(セラミック歯)の劣化も変色もなく、5年前と変わらない機能性と美しさが維持されていました。

結果として、インプラント本体にもインプラント上部構造にも、一つも問題なくとてもいいコンディションを保たれており、一安心。

もちろん、半年に1回の定期検診に来て頂けるのがベストですし、10年保証をお付けすることもできます。
ただ、どうしても定期的な来院が難しい方もいらっしゃると思います。
そのような場合でも、極力長持ちするようなインプラント治療を心がけています。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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