目次
当院はお子様の矯正治療にも力を入れています。
当院の矯正医である芝田先生は、お子さんへの矯正治療でも
①表側矯正
②裏側矯正
③ハーフリンガル
④マウスピース矯正
以上の全ての矯正手法を提供できる、スーバードクターです。
今日は、小学生のお子さんへの矯正治療のご紹介をしようと思います。
年齢・性別
小学校6年生の男の子
来院動機
左右どちらも八重歯が気になる。
比較的時間のある小中学校のうちに矯正治療を終わらせたい。
初診時の口腔内写真
治療方針
八重歯のデメリットとしては以下が挙げられます。
①虫歯や歯周病の原因になる。
八重歯は隣の歯と重なっているため、歯磨きが困難です。
食べカスがずっと停滞しやすいため、虫歯や歯周病の発症リスクが上がってしまいます。
②犬歯の役目を果たさない。
犬歯は歯茎の中に埋まっている根が、他の歯よりも長い特徴があります。
そのため、強い力がかかっても耐えることができます。
犬歯が八重歯となり、他の歯に強い力がかかり続けてしまうと、他の歯が揺れてきてしまいます。
③頭痛や肩こりの原因となる。
八重歯のせいで奥歯がしっかり並んでいないと、食べ物を噛む際に顎の関節に強い負荷がかかってしまいます。
顎関節への負荷は、周囲の筋肉がこわばってしまいます。
そのこわばりが続くと、肩こりが生じてしまい、結果として偏頭痛まで引き起こされることがあります。
④口内炎になりやすい。
犬歯が八重歯となり外側に張り出している状態だと、お口の粘膜を傷つけてしまい口内炎ができてしまいます。
口内炎が何十年もできやすい状態が続くと、高齢になった際に癌化する可能性も報告されています。
八重歯を早い段階で治しておくと、将来のお口の中のトラブルを未然に防ぐことができます。
今回のケースでは、治療中の痛みと違和感を最小限にするために、上顎のみ裏側に装置を付けるハーフリンガルをご提案しました。
治療中の口腔内写真
治療後の口腔内写真
治療後の患者様の声(保護者)
小学校6年生から中学校2年生までの3年間で矯正治療が完了しました。
最初の矯正診断の段階でしっかり治療期間と治療費用が明示されるので、安心して息子の矯正治療をお願いできました。
芝田先生は常に優しく接してくれるので、息子も通院が辛くなかったようです。
矯正医より
八重歯の方には、上顎だけ裏側に装置をつけるハーフリンガルを、推奨しています。
外側に張り出した八重歯の表側に装置を付けてしまうと、唇と装置が擦れてしまい、口内炎ができやすいためです。
もちろん、表側矯正やマウスピース矯正での対応も可能ですので、矯正診断の際にお気軽にご相談下さい。
症例の治療に必要な標準的な費用(当投稿日現在)
880,000円(税込) ハーフリンガル
- 調整費別途
主なリスク・副作用
きちんと歯磨きをしないと、虫歯や歯周病が進むことがあります。
当院の矯正精密検査は5,500円とリーズナブルな価格設定にしています。
(他院さんでは、33,000円〜44,000円ほどかかるのが相場です。)
矯正精密検査を受けて頂いた後の、矯正診断で芝田先生から詳しい治療方針についての説明があります。
矯正治療を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談下さい。