当院は高度自由診療に特化したクリニックです。
精密で高度な治療を行うにあたって、詳細かつ分かりやすい説明を行うことにも力を入れています。
どんなにいい治療を行なったとしても、そのメリットが患者様に伝わっていないと意味がありませんし、信頼関係も築けません。
また、治療中に私たちが行なっていることを、画像で確認して頂くことは、治療完了後のメンテナンス・クリーニングのモチベーションにも繋がると考えています。
左から4番目の歯の痛みを訴えて来院された患者様のレントゲン写真。
ほとんどの歯科医院では、このレントゲンのみで治療前後の説明を行なっていると思います。
私たち歯科医療従事者でも、このレントゲンだけだと何をされたのか正直不安になってしまいます。
当院ではそのような患者様の不安を解消するために、以下のような写真説明を行なっています。
治療前の口腔内写真。
救急診療所で仮のセメントしか詰められていない状態でした。
仮のセメントと虫歯を取り除いていきます。
虫歯の取り残しがないかを、特殊な薬剤で確認します。
青く染まる箇所が虫歯菌に侵されたところです。
全ての虫歯を取り除いた結果、歯の神経の入り口が見えてしまいました。
このまま詰め物をしても、痛みが続いてしまう可能性があります。
MTAセメントと呼ばれる神経を保護し痛みを緩和する特殊なセメントを、まず詰めます。
光硬化型の樹脂で広くカバーして初回の診療は終了となります。
この状態で痛みが消えたことを確認してから、次回以降はセラミックを被せる準備をしていきます。
いかがでしょうか?
口腔内写真による説明は本当にわかりやすく感じて頂けたと思います。
「治療の見える化」は当院の開業以来のメインコンセプトです。
安心して治療を受けたい方はぜひ当院にお越し下さい。