院長ブログ

院長 三浦 陽平

2024年 05月 30日

現在のインプラント治療はとても安全です。

・前歯が怪我で壊れてしまった。
・差し歯が取れてしまい、抜歯を宣告された。
・奥歯が割れてしまい、噛むと痛い。
・歯周病で歯が抜けてしまい、入れ歯を使っている。

以上のようなお悩みを抱えている場合は、インプラント治療による見た目と機能の回復をお勧めします。
入れ歯を使用したい方もいるかも知れませんが、かなり稀でしょう。

インプラント治療のリスクや合併症を過度に怖がる方もいますが、技術があるクリニックでの施術であれば安全だと思って下さい。

歯科医院で行う処置の中で、どうしてもリスクが伴うのは下顎親知らずの抜歯だけです。
下顎親知らずの抜歯だけは、
①下顎神経損傷
②舌神経損傷
③頬神経損傷
④下顎動脈損傷
などの偶発症や合併症が0.1%くらいの割合では起きてしまいます。
当院でも、細心の注意を払って親知らずの抜歯を行なっていますが、トラブルを100%防ぐのは難しいと日々感じています。

誤解を恐れず言ってしまえば、下顎親知らずの抜歯以外の施術においては、インプラント治療含めトラブルは無いと認識して頂いて大丈夫です。
もし万が一トラブルが生じたとしても、やり直しが可能なので、治療期間が伸びるくらいのデメリットしかありません。

前歯を失ったり奥歯を抜いた状態で困っている方は、お気軽にご相談下さい。

とっても怖がりの方へのインプラント治療例

初診時口腔内写真。
左上の前歯の差し歯が取れてしまい来院されました。
咬合面からの口腔内写真。
他院さんで何度か差し歯を作り直しても、すぐ取れてしまうことを繰り返していました。
とても怖がりの方のため、インプラント治療のリスクを心配されていましたが、メリットとデメリットを丁寧にご説明して、インプラント治療へと踏み切って頂けました。
治療後のレントゲン写真。
壊れた歯根の代わりに、上部なインプラントが埋め込まれています。
患者様の骨量をあらかじめCT写真で撮影することで、適切なインプラントの長さと太さが決まります。
個々の患者様にとってベストなサイズのインプラント体を選択することで、安心安全な手術となります。
親知らず抜歯がなぜインプラント手術以上に難しいかというと、埋まっている親知らずの大きさと位置を歯医者側でコントロールすることが不可能だからです。
インプラントは大きさも位置も全て歯医者側でコントロールできるので、トラブルが起きようがないとも言えます。
治療後の口腔内写真。
見た目的にも機能的にも、完璧な前歯を再建することができました!

この症例の治療費
924,000円(税込)
*1本あたり462,000円

この症例のリスク
インプラントが稀に骨と結合しない場合があります。
その場合は10年保証が付いていますので、速やかに再手術を行わせて頂きます。


この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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