院長ブログ

院長 三浦 陽平

2024年 08月 08日

保険診療の樹脂(レジン)をセラミックに変えたい②

小さい虫歯を治す際に行われている、樹脂を用いた治療。
光硬化型の樹脂(歯科用レジン)は、1回で治療が終わり、治療費も1本1,500円(窓口3割負担の方)と安価なため、患者様にとってメリットしかありません。
当院でも、小さい虫歯の場合は、前歯でも奥歯でも積極的に樹脂を用いています。

ただ、日本の保険診療の問題点として、樹脂の適応範囲を超えて、無理やりにでも樹脂を詰めて虫歯を治してしまう傾向があります。
樹脂はプラスチックのため、水分を吸い、経年劣化のスピードが早いため、大きい虫歯には向いていません。
その結果、樹脂が劣化して外れてしまうと、歯が痛くなり、歯の神経を取る羽目になってしまうのです。

治療修復のサイクル図
上のイラストのように、プラスチックや銀歯で何とかしのいでいると、治療スタートから18年後には、歯を失ってしまう現実があります。

保険診療のプラスチックや銀歯を全否定する訳ではありませんが、虫歯の大きさや個々の歯のコンディションを考慮した治療が必要でしょう。
具体的には、歯の神経を失ってしまう前に、セラミックを被せることを、当院では推奨しています。

・樹脂や銀歯が入っている歯の調子が悪い。
・樹脂の変色が気になる。
・銀歯から嫌な匂いがする。
・樹脂がすり減ってしまい、しっかり噛むことができない。

以上のような症状がある方は、お早めに歯科医院を受診することをお勧めします。

セラミックによる審美歯科治療は健康保険が適応されず高額になることは否めません。
しかし、当院で施術したセラミック歯は20年30年と絶対に長持ちします。
当院に通って下さる患者様には、
「人生最後の治療にしましょう!」
とよくお伝えしています。

審美歯科専門の技工士である石山先生と私のコンビネーションで、最高のセラミック治療を提供いたします。

石山 雄基
石山先生から患者様へのコメント
はじめまして。くげぬま海岸歯科クリニックのセラミック歯を担当している石山です。
前歯にコンプレックスがあり、うまく笑えなかった患者様に、笑顔になって頂けることが生き甲斐です。
世界水準の最先端歯科技工を軸に、患者様一人一人の魅力を最大限に引き出し、ご自身の歯のようにお使いいただける本物の歯を作り上げていきます。

保険診療の樹脂(レジン)をセラミックで修復した審美歯科治療例②

40代男性の患者様の初診時口腔内写真。
上の前歯4本に、大きく樹脂が詰められていました。
樹脂を詰めたのは、ちょうど約4年前。
色は白いものの、劣化が著しく、セラミック治療をご希望でした。
咬合面からの初診時口腔内写真。
また患者様は、右上の前歯がずれて前突していることも気にされてました。
セラミック治療では、色に加えて、歯の形態を治すこともできますj。
治療後の口腔内写真。
男性的なやや角張ったセラミック歯4本が入りました。
治療回数4回、治療期間2ヶ月のため、通院の負担もありません。
前歯のズレも無くなりました。

この症例の治療費
660,000円(税込)
プレミアムセラミック4本→1本あたり165,000円(税込)

この症例のリスク
稀に欠けたり、外れることがあります。
その場合は10年保証が付いていますので、速やかに対応いたします。
ほとんどの歯科医院において保証期間はMAX5年という場合がほとんどです。
保証期間を10年お付けできるのは、当院の審美歯科治療の自信の表れです。

保険診療の差し歯をセラミックに変えたい① はこちら

保険診療の差し歯をセラミックに変えたい② はこちら

保険診療の樹脂をセラミックに変えたい① はこちら

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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