院長ブログ

院長 三浦 陽平

2024年 09月 11日

当院の1Dayインプラント

1Dayインプラントもしくはワンデイインプラントという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

1Dayインプラントはインプラント治療の手法の一つです。
文字通り、1日で歯が入るインプラント治療が、1Dayインプラントです。

通常のインプラント治療の場合だと、
残せない歯を抜歯→3ヶ月待つ→インプラントの埋め込み→3ヶ月まつ→人工歯が入る
以上のように、6ヶ月もの間、歯がないことを我慢しなくてはいけません。
見えない奥歯ならばそれで問題がないとも言えますが、前歯がずっとないのは困ってしまいますよね。

1Dayインプラントであれば
残せない歯を抜歯→同時にインプラントの埋め込み→同時に美しい仮歯が入る。
とわずか1日で見た目と機能の回復が完了します。

ちなみに1Dayインプラントと聞いて、丸一日拘束されるのでは?と心配される方もいますがそんなことはありません。
当院の場合だと、抜歯5分、インプラント15分、仮歯製作30分、合計50分ほどの処置時間で終わってしまいます。
オペ前のクリーニングや麻酔、術前術後の説明などを加えても、平均80分ほどの拘束時間となります。

他院さんにインプラント相談に行ったけれど、
・治療期間が半年以上と言われた。
・インプラントと骨がくっつくまで、歯が入らないと言われた。
・インプラント治療中は、入れ歯を使用するように言われた。
以上のような説明を受けて、困っている方は当院の1Dayインプラントをぜひ受けて欲しいと思っています。

前歯は100% 1Dayインプラントでの対応が可能でございます。
奥歯は、残っている骨量が5ミリ以上ある場合は、1Dayインプラントで対応できます。

前歯の1Dayインプラント治療例

オペ前の口腔内写真。
左上の1番目立つ前歯へ1Dayインプラントを行います。
まず残せない前歯を抜きます。
抜いた前歯です。
脆い状態のため、力を加えたら砕けてしまいました。
抜歯と同時にインプラントを埋め込むケースでは、メスを使う必要はありません。
直径2ミリのドリルで骨を削っていきます。
次は直径3ミリのドリルで更に骨を削っていきます。
直径4ミリのバーで骨を削り、インプラントを埋め込む穴が完成しました。
前歯の1Dayインプラント成功の秘訣は極力長いサイズのインプラントを使用することです。
今回は直径4ミリ長さ15ミリのインプラントを選択しました。
インプラント表面のネジ山が骨に強固に食い込むことで、即日に仮歯を入れることが可能となります。
インプラントが理想的な位置に埋め込まれました。
インプラント埋入後のCT写真。
骨にしっかりとインプラントが噛み込んでいることが分かります。
即日でキレイな仮歯が入りました。
ここまでの施術時間は50分のみ。
1Dayインプラントどころが1Hourインプラントと呼んでもいいくらいの、スピードと言えます。
ちなみに実際に見える口元の範囲はこんな感じです。
仮歯でも充分な美しさがあるので、オペ当日から普通に生活をして頂けます。
インプラントオペから3ヶ月後、仮歯を最終的なセラミック歯に交換して、治療終了となります。

この症例の治療費
前歯プレミアムインプラント→495,000円(税込)

この症例のリスク
インプラントオペ日から6週間は硬い物は、前歯で硬い物は噛まないで下さい。
インプラントオペ日から6週間の間に、前歯で硬い物を食べてしまった場合は、稀にですがインプラントが脱落することがあります。
10年保証が付いていますので、トラブル時には全て無料対応させて頂きます。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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