院長ブログ

院長 三浦 陽平

2024年 09月 30日

大きいむし歯をインプラントで治したい。

むし歯を放置してしまうと、どんどん大きくなってしまいます。
運が悪いとも言えるのですが、全く痛みを伴わないむし歯もあります。
そのため、ふと気がついたら、めちゃくちゃ大きい穴ができていることもあるのです。
あまりに大きいむし歯の場合は、抜いて対応するしかありません。
歯を抜いた後の処置法には以下があります。
①インプラント
②ブリッジ
③入れ歯
④放置
この4つの中から選んで頂くのですが、④放置は全体的な噛み合わせが狂ってしまい、矯正治療が必要になってしまうので、お勧めできません。
保険診療の範囲内での治療をご希望なら、②ブリッジ③入れ歯 のいずれかとなります。
しかしブリッジには、健康な歯を削り、土台となる歯に過剰な力がかかってしまうデメリットがあります。

健康な歯を削るブリッジ
過剰な力により、いつかは土台となっている歯も失ってしまいます。

また、入れ歯は両隣りの歯を削らなくて良いものの、そもそもしっかり噛める治療法ではありません。

インプラント噛む力
入れ歯の噛む力は10kgしかないので、硬いものを食べる時に不自由します。

以上の理由から当院では、歯を失った場合、インプラント治療のみをご提案しております。
(高血圧や糖尿病などの持病が理由で、外科処置ができない方は除く。)
インプラントは、健康な歯を削らない、入れ歯やブリッジよりも長持ちする、しっかり何でも食べれる、とメリットしかありません。

当院のインプラント治療の実績は累計5,000本。
豊富な経験と最新の技術で、痛くない辛くないインプラント治療を行なっています。
1本のインプラント手術に要する時間は、わずか15分ほど。
治療回数も3回だけです。

大きいむし歯で悩んでいる方は、ぜひ当院にお気軽にご相談下さい。

大きいむし歯をインプラントで治した治療例

初診時口腔内写真。
患者様は30代・女性。
右上の大きいむし歯に悩んで、来院されました。
咬合面からの初診時口腔内写真。
あまりに大きいむし歯のため、残すことは不可能な状態でした。
患者様は、インプラントによる機能回復をご希望されました。
オペ当日の口腔内写真。
残せない歯を抜いて即日でインプラントを埋め込む『抜歯即時埋入インプラント』で、1回の手術で全てが完結します。
まず抜歯を行います。
直径4.5ミリ長さ10ミリのインプラントをそのまま、シンプルに埋め込んでいきます。
インプラントが理想的な位置に埋め込まれました。
仮蓋をセットしてオペ終了となります。
抜歯と合計しても15分で終わりました。
オペから3ヶ月後、適合に優れたセラミック歯(上部構造)が入りました。
治療終了後の口腔内写真。
審美性・機能性・永続性を兼ね備えた、美しくて白い歯が入ったことが分かります。
咬合面からの治療後口腔内写真。
なおインプラント以外の奥歯は全てセラミックで修復を行なっています。

この症例の治療費
440,000円(税込)
*インプラントの治療費のみ。セラミックの治療費は含みません。

この症例のリスク
インプラントが稀に骨と結合しない場合があります。
その場合は10年保証が付いていますので、速やかに再手術を行わせて頂きます。

保証の条件
・半年に1回の、定期検診とクリーニングを受けて頂く必要があります。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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