院長ブログ

院長 三浦 陽平

2024年 11月 24日

大学病院で埋め込んだインプラントが痛い!

当院では他院さんで埋め込んだインプラントのトラブルにも対応しております。

①他院さんで埋め込んだインプラントが痛い。
②他院さんで埋め込んだインプラントが腫れた。
③他院さんでインプラント治療を受けているけど、1年経過しても終わらない。
④他院さんで埋め込んだインプラントが抜けた。

以上のようなお悩みでお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

以下のような場合は、元々の医院での施術をお勧めします。

逆に対応をお断りすることもあります。
①東京や横浜でインプラント治療を受けたけど、ただ通うのが面倒になった。
②海外で埋め込んだインプラントのメーカーがわからない。
③他院で埋め込んだインプラントをなんとか活かして欲しい。

以上のようなご要望であれば、施術を受けた医院に継続して通うことをお勧めします。

当院のインプラントリカバリー治療のコンセプト

当院はインプラントリカバリー治療も得意としています。
コンセプトはシンプルです!
顎骨に埋め込んだインプラントがまだ活用できる場合は、上部構造(セラミック歯)のみを交換します。
顎骨に埋め込んだインプラントを活用できない場合は、そのインプラントを撤去して新しいインプラントを埋め込みます。

当院のインプラント治療の施術本数はトータル5,000本以上。
インプラント治療を行わない日はありませんし、ほぼ毎日インプラントのオペを行なっています。
こう言ってしまうと乱暴に感じられるかも知れませんが、インプラント治療成功のポイントは慣れているかどうかだけなんですよね。。。

症例数が少なくて慣れてない歯科医師が担当すると、うまくいかないことも多々あるのが正直なところです。。。

大学病院で埋め込んだインプラントのリカバリー治療例

年齢性別

40代・女性

来院動機

大学病院で1ヶ月ほど前に、右下に2本インプラントを埋め込んだ。
しかし、ずっと痛みが変わらない。
痛み止めが手放せない日々が続いており、精神的に参っている。
大学病院の先生に相談しても、何の問題もないと言うだけで、全く対応してくれない。

初診時レントゲン写真

一見なんの問題もないように見えます。
しかし、レントゲン写真をしっかり読み込んでみると、埋め込んだばかりのインプラント周囲の骨が無くなっているように見えます。

初診時の口腔内写真

大学病院の先生が言うように、インプラントを埋め込んだ部分に腫れもなく炎症も見当たりません。
咬合面から見ても、特に膿んだ感じもありません。

治療方針

大学病院の先生の診断では、
「インプラント治療は成功している。何の問題もない。」
でした。
確かに術後の所見では、インプラント周囲炎の兆候もありません。
様子を見たくなる気持ちも分かります。

でも、患者様はずっと痛みを訴えているんですよね。。。
化膿止めを飲んでも痛み止めを飲んでも、痛みをコントロールできない状況であれば、埋め込んだインプラントを撤去してリセットするしかありません。

痛みの原因が分からない場合でも、インプラントを撤去すれば痛みはなくなります。

インプラント撤去

1ヶ月半待つ

新しいインプラント埋入

2ヶ月半待つ

上部構造(セラミック歯)セット

というプロトコールで対応しました。

治療後のレントゲン写真

初診時から4ヶ月後のレントゲン写真。
骨の吸収もなく、当然痛みもありません。

治療後の口腔内写真

痛みがない日常を取り戻せたことで、患者様にはとても感謝して頂けました。
色も形もとても自然に再建できました。

この症例の治療費

合計990,000円(税込)

奥歯用インプラント2本→1本あたり440,000円(税込)
他院のインプラント撤去2本→1本あたり55,000円(税込)

この症例のリスク

インプラント治療には「腫れ・痛み・違和感・出血・感染」などのリスクがあります。 
また、稀にインプラントと骨が結合しないことがあります。 
もし万が一、インプラントと骨が結合しない場合は、すぐに再埋入手術を無料で行わせて頂きます。

この記事を書いた人
院長 三浦陽平

くげぬま海岸歯科クリニック 院長の三浦 陽平です。何歳になってもしっかり噛めるように、すてきな笑顔でいられるように、20年後・30年後を見据え、やり直しがない本当に良い治療を提供していきたいと思っています。

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